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一時帰国したらイオンに「ただいま」

一時帰国中は特別な予定を詰め込むことなく過ごしている。

オーストラリアで暮らすわたしにとって、日本の日常そのものがじゅうぶんに新鮮でスペシャルなものだから。

帰国すると、何度も足を運ぶ場所がある。

それがイオンだ。

イオンは日本全国どこにでもあるショッピングモールで、特別なスポットというわけではない。しかし、わたしにとってイオンはほっとさせてくれる場所。

帰国のたびにイオンの楽しさを投稿し、海外で暮らす方々から共感をいただいている。

毎回、同じこと言っているじゃないか。。。


イオンは日常に戻れる場所

久しぶりに訪れたイオンの広々とした店内を歩くだけで、心が落ち着いていく。

キラキラと整然と並べられた商品棚、食品売り場の賑わい、そしてフードコートから漂う温かな香り。

日本で暮らしている方々にとっては特別なものではないかもしれない。

しかし、わたしにとっては宝物のように思える。

食品売り場では、地元の野菜や、子どもの頃から親しんできたお菓子が並んでいる。それを眺めながら、家族で過ごした日々や友人と笑い合った瞬間が自然と思い出される。

イオンには思い出が詰まっているのだ。

フードコートという幸福空間

イオンに来たら必ず立ち寄るのがフードコートだ。

どこか懐かしいプラスチック製の椅子に腰を下ろし、たこ焼きやドーナツを頬張る。決して高級なものではないけれど、どうしてこんなに美味しく感じるのだろう。

周囲を見渡すと、子どもを連れた家族や、お年寄り同士のおしゃべり。

そんな日常の風景を眺めているだけで、不思議と幸せな気持ちになる。

特別なことをしなくてもいい

日本に帰ってきたからといって、豪華な旅行をしたり、特別なイベントに参加したりする必要はない。

イオンで日用品を買い、フードコートでのんびり食事をする。それだけで、じゅうぶん満たされる。

イオンには「日本の暮らし」が詰まっている。

特別でなくても、その平凡さが何よりの贅沢なのだ。

一時帰国の定番「イオン」

家族との買い物、ふらっと寄ったフードコート、お惣菜コーナーの匂い、、、たくさんの小さな思い出がまた増えていく。

そして、帰国を終えてシドニーに戻る頃には、イオンで過ごした日々がわたしの心を温め続けてくれる。

だからわたしは、帰国したらまずイオンへ行く。

次回の帰国でも、きっとイオンに通うだろう。

そして「ただいま」と心の中でつぶやく。


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