ワークとライフに役立つネット記事(41)~燃え尽き状態のマネジャーを回復させる方法

 今回の記事は、負荷の重い中間管理職が陥る「燃え尽き」について論じるものです。これは、中間管理職の燃え尽き問題に対処すべき組織のリーダーに向けられたものですが、現場の職員の燃え尽き問題に対処すべき中間管理職にとっても参考になるはずです。

 組織のメンバーが、増大する業務量に押し潰されて燃え尽きるリスクは、人手不足社会の中で高まるばかりです。燃え尽きによる離職がさらなる人手不足を生む悪循環に陥れば、その組織はもはや持続不可能です。日本中のビジネス組織が、存亡をかけて戦略的な対応を迫られており、小手先でやったふり(お題目だけの休暇の呼びかけ、業務量削減なき残業抑制など)をしても、メンバーは真逆のメッセージ(仕事終わるまで休むな、サービス残業しろ)として受け取るだけで、無益どころか有害です。
 正に「長期にわたって腰を据えて」取り組むことが求められます。