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【服とその問題】衝撃発言「最終燃やせばいいんで」

日付が変わりましたが
みなさま、こんばんは!

古着アーティストのふくの服です。

今回のテーマは『服とその問題』
この問題と向き合っていることも
私の古着アートの役目だとも考えております。

これからお伝えすることは、、、

①日本のアパレルの闇

日本では、1年間で約79万トンの衣服が処分されています。
そのうち、リサイクルや再利用に回されず、
ごみとして焼却処分されてしまう衣服は約63%にのぼります。
数でいうと、29億着が作られ、
そのうち15億着が捨てられているのです。
これは、4tトラック12万台分にのぼります

東洋経済

えーっと日本の人口が1億2千万ぐらいなので
作られる数:29億がそもそもやばいですよね。。。
その内、半分が捨てられる。。。
『なんだこれわ・・・』

ただアパレルで働いている方や
アパレル事業の雇用主の方からすると
生活する上で数を積まないと
原価などの様々なコストと割が合わないなどで
生活ができないとかあると思います。

私も服が好きであり、
ファッションが大好きなのである程度は理解できます。

ただ何が問題かというと、、、

②どこで買っても同じじゃないか?

『UNIQLOで十分』
この言葉、本当によく聞きます。
むしろ私の親も言っていました。。。

(ちなみに誰かがUNIQLO着ていてもダサいな~とかいう
感情は一切ないです。)

逆にオシャレな方からは
『ワクワクする服が少ない』
『着たいと思う服がない』
そんなお声を耳にしてきました。

それもそのはず、
例えば白シャツだと
タグを外せば
ほとんどのブランドはどれか分かりません。

縫製が綺麗!生地が高級な手触り!など
分かるプロの方は別ですが。

一般の方からすると
デザイン一緒だから
15,000円の方より3,990円のシャツを
そりゃ選びますよ!

私もリサイクルショップでの服の買取や販売、
セレクトショップ~古着屋を通い、
本当にしみじみと思います。
『面白いデザインないな、、、』
『服にもっと違いだせばアパレルってさらに面白いのにな』

③アパレル店員がそれ言うのか!?

ここで皆さんに衝撃が走るとおもうので
特に服が好きな方はヒートアップ間違いなしです。

10年近く前でしょうか?
私が某有名大手アパレルの新卒説明会で
言っていた衝撃の言葉をご紹介します。

社員『年に1回ぐらいで選ばれたスタッフがデザインを考えれるんですよ』
私『・・・(お客様と直で接しているからこそ良い服が作れそう)』
社員『で売れなければセールしてさらにアウトレットにまわして~』
私『・・・(そうなるよな)』
社員『最終燃やせばいいんで(捨てればいいので)
社員3名ほどで笑いあう

私の心が爆発!!!!
あなた達、服好きなんですよね?
もう責任とかの次元でない気がします。
そもそもの姿勢がおかしい!

しかもそれを未来がある
これから服が大好きで
ファッションを仕事にしようとしている方々を
前にして何を言ってるんだ!!!!

④やはり世界は対応が早い

2022年フランス、2025年EU(欧州)は
『衣類廃棄禁止令』を出し
企業の衣類廃棄を禁止にしたそうです。

ずいぶん前に
バーバリーが廃棄で問題になっていましたよね。

企業側は、生産数など相当バランスを見て
作成しないといけないのですが、
裏をかいた闇がまた生まれそうな気がしなくもありません。

ただ1つ思うのはやはり
世界が先手、日本が後手となっています。

ファッション大国の1つでもある
日本だからこそ
ここでしっかりしてほしいところであります。

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さぁアート作品の続きをします。
今日は夜更かしできる曜日であっても
さすがに寝ている方は多いでしょうね。
(この時点で午前2:47)

ではまた次の記事で~

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