No.245 薄雲

10年後の自分は何をしているだろうか。

薄い雲越しに、
淡く空を照らす太陽に向かい問いかける。

今は世界が真っ黒だ。
甘い夢を持った自分に、世の中という現実を
徐々に着実に突きつけられ、
いつの間にか持っていた夢をなくした。

太陽にならわかるかもしれない。
今から抜け出す方法を……その先の姿を。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?