詩 酔生夢死

おいらは死んだ
天国行きの列車の中で
見下げた陸地は針千本

美人な姉さんはべらせて
こわいこわいなと
お猪口傾け陽気なもんだ

酔ったおいらは
列車の窓から
足を滑らせ真っ逆さ

どんなもんだい
天国行きの列車の外で
見上げた空は花畑

おいらは死んだ
酒に酔って死んだのさ

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