見出し画像

信頼関係を築くためのコミュニケーション術

こんにちは。「新しい家族のかたち」連載2日目です。
今日は、パートナーシップにおける信頼関係を築くための効果的なコミュニケーション術について深掘りしていきます。

親の離婚を経験すると、信頼関係を築くことに不安を感じる場合がありませんか?
私は、姉や兄を見ていただけでなく、仕事で出会って来た家族の人を見ていても感じている一つです。
ですが、コミュニケーションって、運転仕方を覚えれば車が動かせるようになるように、コミュニケーションも技術を身につけさえすれば、信頼関係って構築することが可能なんだと実感しています。

1. 効果的な傾聴の技術

コミュニケーションの基本、「聴く」ことから始めました。
これは、ただ相手の言葉を耳にするだけでなく、積極的に耳を傾ける「アクティブリスニング」に重きを置いてみました。

アクティブリスニングのポイントは、

  • 相手の話を遮らない

  • 相手の言葉を繰り返し、理解を確認する

  • 非言語的な反応(うなずきや相槌)を示す

  • 開かれた質問をする

と言われます。

例えば、パートナーが「最近、仕事が忙しくてストレスがたまっているんだ」と言った場合、「そうなんだ。具体的にどんなことがストレスになっているの?」と聞き返せると、相手の気持ちをより深く理解するきっかけが
掴めます。

どうでしょう?
普段、されていますか?

これは、離婚しているから出来るできないに関係ないと思われるかもしれません。まさにそうなんです。
でも、例えば家にいつもお留守番ばかりしていた子どもや、おばあちゃんやおじいちゃんに育てられていた子は、
質問をされてばかりで、質問をすることって嫌な事だと感じている人もいるのです。

分かっていても出来ない事ってありますものね。

また、こんなことも聞きませんか?

2. 「私メッセージ」の使い方

建設的なコミュニケーションの鍵と言われ、相手を責めるのではなく、自分の気持ちを伝える「私メッセージ」。

「あなたメッセージ」と「私メッセージ」の違いを例えると、

  • あなたメッセージ:「あなたは約束を守らない人だ」

  • 私メッセージ:「約束が守られないと、私は悲しくなります」

「私メッセージ」を使うことで、相手を攻撃せずに自分の気持ちを伝えることができ、相手も防衛的にならずに受け止めやすくなります。

そして、

3. 非言語コミュニケーションの重要性

言葉だけでなく、表情やジェスチャー、声のトーンなどの非言語コミュニケーション。
ある研究によると、コミュニケーションの55%は体の言語、38%は声のトーン、そしてわずか7%が言葉の内容だとされている

非言語コミュニケーションを意識するポイントは、

  • アイコンタクトを適度に保つ

  • オープンな姿勢を保つ(腕を組まないなど)

  • 相手の表情や姿勢に注意を払う

  • 声のトーンを柔らかく保つ

例えば、「大丈夫だよ」と言いながら顔をそむけたり、腕を組んだりしていると、言葉と態度が矛盾してしまい、相手に不信感を与える可能性があるのも事実です。

私が大事にしたのは、声のトーンと速さ。
これは、銀行員になり、一番最初に教わったこと。
電話に出る時、お客様とお話する時は、
少し声を高めに話すというのを教わりました。

でもね~、私の声は、めちゃめちゃ高くて
人と同じでは、上手くいかなかったんです。
逆に、声の高さを人の話を聞く時は、
低めに、ゆっくりと話す。

他の方とは違いましたが、
確かに非言語コミュニケーションは、
有効でした。

気持ちを相手に伝えるのに、
声の高さとスピードが
大きく影響しています。

この次のポイントは、
私が一番苦手だったもの。

4. 日常的な会話の質を高める方法

日々の何気ない会話の積み重ねは、信頼関係の土台となる。
私が憧れる方の多くは、これがものすごく上手だったの。
この方たちが大事にされていたポイントは、

  • 相手の興味や関心事について質問する

  • 相手の成功や努力を認め、褒める

  • 感謝の気持ちを言葉で表現する

  • ユーモアを適度に取り入れる

例えば、「今日の晩御飯、本当においしかったよ。ありがとう」と具体的に感謝を伝えることで、相手の努力を認め、関係性を強化することができます。

5. 難しい話題への向き合い方

親の離婚を経験した方々にとって、過去の経験や将来への不安など、難しい話題を避けがちになることがあります。しかし、これらの話題こそ、パートナーと共有し、理解を深める機会となります。

難しい話題に向き合うためのステップ:

  1. 適切なタイミングと場所を選ぶ

  2. 話す目的を明確にする

  3. 「私メッセージ」を使って感情を表現する

  4. 相手の反応を受け止め、共感する

  5. 必要に応じて専門家のサポートを受ける

例えば、「今日は少し時間をとって、私の家族のことについて話したいんだ。私の過去が今の私にどう影響しているか、あなたに理解してもらいたいんだ」というように切り出すことで、建設的な対話の場を作ることができます。

まとめ

効果的なコミュニケーションは、一朝一夕で身につくものではありません。
日々の実践と振り返りを通じて、少しずつスキルを磨いていくことをはじめてみるのも良いですよね?

今回紹介した技術を意識的に取り入れ、パートナーとの対話を重ねていくことで、より深い理解と信頼関係を築くこと

明日は「親の離婚が子どもに与える長期的影響とその克服法」について詳しく見ていきます。お楽しみに!

いいなと思ったら応援しよう!