自分だけの早朝時間
何度も挫折してきた早起きが、ここ最近割と続いている。
調子のいい日は、7時過ぎに外に出てカフェでモーニングを食べながら仕事しちゃったりしてる。
5時半〜6時くらいに起きることが多いが、何をしているかというと、ゆっくり過ごすために起きている。
ゆっくりお茶をいれたり、手がつけられていなかった掃除などの家事をしたり、お昼のためのおにぎりとか作っちゃったりしてる。まぁ、なんということ!
しかもやることっていうか、自分の休憩としてそれらをやっている。
朝が弱いで定評のある俺が、一体どうしたんだい…!と自分でも驚いているが、思い返せば2つきっかけがあった。
●10年後の現実を描いたこと
●ある本で「仕事やスキルアップのためでなく、自分の時間を過ごすために早起きをする」という概念を手に入れたこと
この二点。
●10年後の現実を描いたこと
以前、坂口恭平さんの『生き延びるための事務』という本を元に、友人が開いてくれた「自分の10年後の1日を考えるワークショップ」に参加した。
そこで描いてみたところ、俺は夜型の今の生活を切り替えて、朝型で暮らしたいのだということがよくわかった。っていうか18時以降PC触りたくないって思ってることに初めて気づいて衝撃を受けた。
自分で描いた理想の1日の円グラフが、結構インパクトが大きくて印象に残っていたんだけれど「朝が苦手」という自己イメージと今までの早起き挫折の歴史を思うと、ちょっと疑っていた。
そんなときに、出会ってしまったのだ。
kindle unlimitedで『朝イチの「ひとり時間」が人生を変える』という本を何気な開いた。
韓国の弁護士さんが書いたとのことで、「あー、朝に自分磨きをしよう!的なキラキラ系やろか…陽の民め…」なんて僻み根性丸出しで開いてみたら、なんかイメージと違っていたのだ。
・仕事やスキルアップのためでなく、自分の時間を過ごすために早起きをする
・何もしなくていい。温かいお茶を飲んだり散歩をしたり、アロマキャンドルに火を灯してぼんやりしたり。 =自分磨きとか、仕事でなくていい
・自分が楽しいとかリラックスするための時間。スマホやPCは開かない方がおすすめ。
なんか、思ってたんとちゃう。
ってか、早起きって自分磨きのためにせんでもいいの!?
今までの自分の偏った情報とイメージよ。
だってさ、早起きする人って、朝からジョギングしたり、試験や資格の勉強したり、前業して定時で帰ったりしてる人たちなんじゃないの??(偏見)
遊んだり休んだりするために早起きするって、考えたことなかったなぁ。
そう思うと、早起きが嫌でなく、むしろ普段取れない自分だけの時間として魅力的に思えてきた。
そしたらなんとまぁ、スッと起きられるようになったのですよ。なんて現金な!
ちなみに寝起きの眠気覚ましは、ADHDの星・借金玉さん『発達障害サバイバルガイド』の、冷却シートと目薬、朝イチのお茶コンボでだいぶ賄えている。
ここに家にあったしょうがのペーストを足すと、喉の刺激でだいぶ起きるし体温上がるのでおすすめです。
先人の知恵というのはなんと偉大なことか。よきかな。
このまま、朝にリラックス時間を満喫して生きていきたいものよ。