Story is magic
人間が長い長い間受け継いできた教えに触れる、平和のセレモニーのために沖縄に飛んだ。
そして3日間、マジックを見た。
吾郎さんと一緒に。
炎を前に、日常に連れて帰ってきた気づきは
『贈り物として物語を語ること。
そして人間はそれができるということ。』
風になって蝶と踊り、ハイビスカスに驚き、水と戯れて、大地に抱かれ、太陽と笑った。
最後は人間たちと地球のみんなで、ストーリーを紡いだ。
ストーリーの語り部になったのは、俺が物語に選ばれたんだと思う。
speakoutを、物語ることを通じて、スピリットを揺さぶり呼び覚ますために生まれてきた。
そんな俺だから、物語る人であり、問いかける人になった。
物語ることを生業にしている身として、『物語の魔法』を、みんなで紡いだ風景を見られたことは僥倖というかなんというか。
こんな素敵なことはないよ。
語られたがっている物語が、贈り物として語られる時、それは心揺さぶり聴く者にも染み込んでいく。
分かち合われるとき、魔法が起こる。
道具もお金も何もいらない、私たち誰もが使える、魔法だ。