難病紹介 結節性多発動脈炎(指定難病42)


動脈は血管の太さから、大型、中型、小型、毛細血管に分類される。結節性多発動脈炎は、この内の中型から小型の血管の動脈壁に炎症や壊死を生じる疾患。動脈は全身の諸臓器に分布しているので、腎臓、腸、脳、心臓、皮膚など多彩な臓器に症状を呈する。平成28年度にこの疾患で難病の申請をされている方は全国で3305名。発症する年齢は40~60歳に多く平均年齢は55歳。頻度は低いが小児期にも発症が見られる。男女比は3:1で男性に多い。発症しやすい素因などについてははっきりわかっていない。肝炎ウイルス(とくにB型肝炎ウイルス)や他のウイルス感染の後に発症する方もおり、多くの患者では原因は不明。38℃以上の高熱、体重減少、筋肉痛・関節痛、四肢のしびれ、皮膚潰瘍、尿蛋白や尿潜血陽性、腎機能低下、腹痛・下血、脳出血・脳梗塞、高血圧など様々な症状がおきる。特に重篤な症状としては、腎不全、腸出血、脳出血・脳梗塞、狭心症・心筋梗塞などがある。検査所見では炎症反応の上昇や貧血がみられる。

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引用:希少難病ネットつながる理事長 香取久之


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