【イベントリポート②】参加者の皆さんを紹介します!

先日のイベントリポート①に引き続き、
今回も、9/1に行われたFUKKO DESIGNキックオフイベントの様子をお伝えします。

当日は、お越しいただいた参加者の皆さんの中から、
簡単に自己紹介をしていただきましたので、その様子をお伝えします。

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Strolyの遠藤と申します。みなさま旅先で観光マップやイラストマップを手に取られることがあるかと思うのですが、私たちの会社は、こういったイラストマップに緯度・経度を紐付けして、GPS対応のデジタルマップとして世界に発信できるプラットフォームを作っております。いまも十勝のチーズマップや温泉マップをデジタル化するお手伝いをしています。マップは街を表現するメディアでもあるので、震災前の姿を残し伝えていったり、現在の様子、未来はこんな街になってほしいなといった様子を地図という表現方法で発信し伝えていくことができたらと思っております。いろいろとお手伝いできたらと思っておりますので、よろしくお願いたします。

オズマピーアール 大島佑介さま

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オズマピーアールの大島と申します。私は広報の代理店のお仕事をさせていただいているのですが、ここにいる発起人の木村さんからご紹介を受けて、何かやりませんかというお話をいただきました。自分には何かできるのかなということを自問自答しながら、傍観者にはなりたくないな、ともすれば無視しようとすればできてしまう、傍観者になってしまうケースもありますが、そうはなりたくないなという思いがあり、非力ながらお手伝いをさせていただこうと思っております。みなさまと一緒にご協力させていただければと思います。

株式会社ポケモン 鹿瀬島英介さま

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株式会社ポケモンの鹿瀬島と申します。私たちは会社の中で、2011年から復興支援のプロジェクトを立ち上げて8年間継続しているのですが、先ほど河瀨さん、木村さんがお話しされたことにすごく共感するところがあり、僕らが持っているプロパティーや作り込んだパッケージがうまくいろいろなところと連携して、つなぎ合わせ、生かしていければと考えているので、そういうのが少しでも今後出てくるといいなと思っております。よろしくお願いたします。

READYFOR草原敦夫さま

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こんにちは。READYFORの草原と申します。READYFORはクラウドファンディングの会社で、クラウドファンディングはインターネットでお金を集めるというサービスなんですが、クラウドファンディングの意義としては、お金を集めるのもさることながら、クラウドファンディングをした人の声を可視化して、それを集めていくこと。思いというのは同心円状のもので、強い人もいれば弱い人もいる、ない人もいる中で、活動まではしないけれど、支援はするんだという人を可視化、顕在化させ「自分事化」することによって、より大きな「思い」というのを創っていく、ということなのではないかと思っています。この復興という非常に共感性が高いテーマであればこそ、そういった観点から「思い」を創っていくということで一緒に活動させていただこうと思います。

面白法人カヤック 香田遼平さま

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面白法人カヤックという、ちょっとふざけた名前の会社ですが、鎌倉に本社があり、鎌倉で働く人たちが利用できる社員食堂の運営や、「カマコンバレー」というアイデアを出して鎌倉を活性化させる活動を行っています。僕らの会社は何をやっているのか、いまいちよくわからないといわれることがあるのですが、アイデアで何かを解決していく、というところがメインにあり、コミュニティーを地域に作ってやっています。今年の北海道の「FUKKOツイート旅」から私もこのプロジェクトに参加していて、アイデアでどう変えていけるか、復興という少し取っつきにくいテーマに対して、難しいものをいかにわかりやすくしてあげられるかが、我々にできることかなと思っています。よろしくお願いします。

JTB 小林純也さま

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JTBの小林と申します。私は仕事も趣味も旅行でございまして、時間を見つけては日本一周、ぶらぶらと一人旅で出るような生活を送っております。なかなか普段、会社にいると復興支援できるようなことを考える機会が少ないのですが、観光産業に身を置く者としてしっかりできることを考えたいと思いますので、どうぞよろしくお願いたします。

株式会社 Air Media金綾子さま

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みなさまこんにちは。株式会社Air Mediaの金と申します。私どもの会社は、イベント、映像の制作会社をしております。この復興プロジェクトでは、今年から事務局として参加させていただき、インフルエンサーの方々を連れた「FUKKOツイート旅」などを企画、制作して運営に携わらせていただきました。今後もまたこのような小さな単位ではありますが、みなさまの心と心をつなげるような楽しいプロジェクトを一緒にやっていけたらと思っております。よろしくお願いいたします。


Rapha合田光宏さま

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Raphaはサイクリングウェアを販売しているブランドですが、ウェアを販売すること以上にブランドが掲げている目標があり、サイクルスポーツを世界で最もポピュラーなスポーツにしたいという大きな夢があります。そのために我々は、コミュニティーを活性化させ、横のつながりを広げていくことを世界と日本でやっておりまして、ソーシャルコミュニティーのライドという活動をしています。東日本大震災の時から、ソーシャルコミュニティーライドとともに、チャリティーライドを始めました。熊本、昨年の北海道など、ライドフォー北海道、ライドフォー東北ということで、何かしらの社会貢献ができるようにやっております。河瀬さんとのご縁で、北海道の「FUKKOツイート旅」ということで、自転車の旅を北海道で4ヶ所、コラボレーションの旅を開催し、その時の写真を会場内にも展示しております。今日も今回行ってきた場所の魅力を書いたものをお配りしているので、ぜひチェックしていただければと思います。サイクリングを通じて貢献していければと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

SHOWROOM株式会社 柴田怜美さま

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SHOWROOM株式会社の柴田と申します。動画配信プラットフォームを運営しておりまして、河瀬さんにお声がけいただき、特番などを今年から一緒に取り組みをさせていただいております。9月14日に「FUKKOツイート旅」の特番があり、河瀬さんの他、茂木健一郎さんややまだひさしさんにご出演していただき配信をいたします。SHOWROOMの配信者も入っていろいろなアイデアを出してみようということでシナジーのひとつになればと思い取り組みをさせていただきます。よろしくお願いたします。

呉高等高校専門学校 谷川大輔さま

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呉高等高校専門学校の谷川と申します。私は全国にある高等専門学校の中でも、被災地に近い呉市にある高等専門学校から参りました。もともとは木村さんが私の従兄の友人だったという縁でつながったのですが、「雨あがれPROJECT」にも参加させていただき、私の高校には学生が160人ほどいるのですが、災害後に何かやりたくてもくすぶっている子が多くて、そういう子たちが積極的にプロジェクトに参加して、とてもいい経験をさせてもらっていると感じています。今回のボラ写展も協力させていただきました。
私は土木工学の専門なので、土砂災害の調査や西日本豪雨の際は交通マネジメントの調査でも協力をしていて、現在も学科としても土砂災害対策や災害土壌の再利用などの研究を進めております。いろいろな面で協力させていただければと思いますので、よろしくお願いたします。

三越伊勢丹 寺澤真理さま

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こんにちは。三越伊勢丹の伊勢丹新宿店から参りました。私たちは3名で参加させていただいており、参加の理由としては河瀬さんからお声がけがあり、Tシャツとステッカーのプロデュースをさせていただいております。ステッカーは無料配布しておりますが、Tシャツは会場で販売しておりますので、ぜひお買い求めください!トートバッグ付きなのは今日だけです。ステッカーもおひとり1枚ずつお配りしておりますが、3枚ずつはいけそうなので、もらって帰っていただいてぜひご家族やお友達にお渡しいただいて、手帳やパソコンに貼ってこの活動を広めていただければと思います。私たちは小売りなので、売る場所をみんなで作って、催事という形で世の中の方に参加する機会を創っていけたらと思っております。今後もいろいろな方を巻き込んで、情報や活動が拡がればと思っておりますのでよろしくお願いいたします。

内閣府政策統括官付参事官 中尾晃史さま

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内閣府の中尾と申します。いまちょうど佐賀で災害が起きておりますので、ボランティアの方々の受援をする側として現場の混乱を整える支援を行っております。いまは行政だけでは災害の復興がうまくいかない時代ですので、みなさんのような活動が大事だと感じており、民間との連携担当としても今日もお話しを聞いていて、情報発信力にすごいものがあると思っております。みなさまの活動を内閣府、政府という形でもいろいろとご支援できればと思っておりますので、よろしくお願いいたします

Twitter Japan株式会社 服部聡さま

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こんにちは。Twitter Japan株式会社の服部と申します。みなさんご存じの通り、3.11以降、災害時におけるSNSの活用、重要性というのが注目されております。特にTwitterの場合、リアルタイムで開かれたプラットフォームであること、そして誰もが会話に参加できることから、支援を提供する側からすると、情報を集め支援の内容を発信することができる、そして、支援を受ける側においても、ニーズについての発信をしたり、存在している支援の情報を集めることができる、まさに支援を受ける側、発信する側両方にとっての上手なプラットフォームになっていけるのではないかと期待をしております。ぜひまだアカウントをお持ちでない方、これを機会にTwitterアカウントを取得していただければと思います!

シティライツ法律事務所代表 水野佑さま

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弁護士の水野と申します。なぜ弁護士がここにいるのか、ということはありますが、河瀬さん、木村さんにお声がけいただき登壇することになりました。私は普段、企業法務、企業をサポートする弁護士をやっているのですが、仕事で国や自治体のデジタルアーカイブやオープンデータなどの政策に関わることもありますので、そのあたりの知見でご協力できることがあるかと思っております。また、今日「FUKKO DESIGN」って何なんだろうと思い会場に来たのですが、この会場を貸してくれているJDTという団体が運営している「グッドデザイン賞」というのが毎年あり、そちらの審査員もさせていただいております。毎年復興関係のデザインってたくさん出ていて、先ほどの木村さんと河瀬さんのお話しにもありましたが、復興が断続的でなく、打ち上げ花火的な単発になるという問題点がありましたが、グッドデザイン賞も応募は毎回たくさん来ているんだけれども数珠つなぎになっていかない、そのあたりを数珠つなぎにしていくのがこの団体に期待できることとしてあるのかなと思っています。最終的には、日本は災害の多い国として知られているので、「FUKKO DESIGN」というものを、世界的な標準語として広めていけたら一番いいのではないかと思っています。よろしくお願いいたします。

全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD) 明城徹也さま

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全国災害ボランティア支援団体ネットワーク、通称JVOADの事務局長をしております明城です。今日は2、3日前に木村さんに声をかけていただき参りました。この組織は東日本大震災の時にいろいろな支援が現場に入って行ったものの、なかなかどこも調整するところがなくて、かなり現場が混乱してしまったという反省があり、民間で支援を調整する組織を作ろうということで2年ほど前に作られました。例えば、避難所の支援、被災した家屋への支援、物資の支援など、必要なところに必要な支援が入るような取り組みを行っています。我々は災害が起きた後の支援を行うのですが、上手くやるには普段からいろいろなところとつながっておかないと効果的な支援ができないということで、今日のような貴重な機会に来させていただき、ありがたく思っております。いろいろネットワークを広げられたらと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

Airbnb Japan横田博之さま

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みなさんこんにちは。Airbnb Japanは旅のプラットフォームで、旅をする旅人も、受け入れる地域の方々も主役になれるようなプラットフォームを目指しています。現在は公共政策本部というところに属していますが、以前は家を貸し出す側のホストの方たちとコミュニティーを作っていく仕事をしていました。日本中のホストの方々とお会いする中で、熊本の災害があった時に、泊りに来たゲストの方も心配していましたし、地元のホストの方も何とかしたいという思いを持っていて、災害に対するグローバルなプロダクトという面では日本はまだまだですので、そのあたりを私たちが担っていけたらと思っています。木村さんからお声いただいた時に、つながりをどんどん作っていくことで見えてくる可能性があるのかなと思い、できるできないかはまだわかりませんが、まずはやってみようということで参加させていただくことになりました。よろしくお願いたします。


司会:渡辺真理さん
最後に「FUKKO DESIGN」の運営メンバーでもある博報堂も関わっている「BOSAI POINT PROJECT」をご紹介いたします。防災ポイントは、たくさんの個人の善意を思いのある団体につなぐ復興支援の会社と伺っております。私たち「FUKKO DESIGN」にも支援をいただくことになっております。

BOSAI POINT PROJECT事務局 亀山淳史郎さま

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BOSAI POINTの亀山です。よろしくお願いたします。私自身は北海道地震の復興支援の際に河瀬さんや木村さんとご一緒したことがきっかけでこのテーマにコミットさせていただきました。その時に、過去の歴史からも、日常的に備えていないで、発災時になってから対応するということの繰り返しだったということがわかり、では平時からアイデアで備えるような形が作れないだろうかということを考えました。「FUKKO DESIGN」と同じような志の中、もうひとつの複線として防災ポイントという事業を立ち上げるということをこの1年でやって参りました。今日、防災の日ですが、余談ながら、僕の誕生日なんです。

ところで、みなさまはさまざまなポイントサービスを利用されていると思いますが、余ったポイントをBOSAI POINTに寄付すれば、未来の災害に備え、実際に災害が起きた時、即座に支援できるという仕組みを作れないかなということで、サッカープレイヤーの本田圭佑さんにも出資していただき実施することとなりました。また、EZOCAという北海道ではメジャーなポイントカードサービスなのですが、まず9月6日、北海道胆振東部地震から1年のタイミングで、北海道からこのサービスを始めようと考えております。


共助型の防災の備えとして、自助は自分で備える、公助は公的に備える、そして共助はみんなで備える、ここの共助の部分で、我々は新しい備えができないかなと思っています。みなさまご存じとは思いますが、毎年自然災害は起きていて、かつ7割の確率で30年以内に南海トラフ地震が起きるといわれています。実際、半数以上の人が何か準備しなければと思いつつ、あまりできていないのが現状です。だからこそ平時に備えたい。
一方でポイント市場は約2兆円とまでいわれ、約86%の方が失効した経験があるということがわかっています。ですので、余ったポイントを集めて、みんなで未来の災害に備える仕組み作りを我々はやって行こうと思います。

まずはポイントを寄付し、支援金をストックしておき、発災時には速やかに被災地に支援金を届ける、ということです。ウェブサービスなので、アクセスしてEZOCAのポイントを登録していただくと、そこから寄付ができます。一定ポイント以上を上回ると、寄付した方自身にも防災グッズやインセンティブが返ってくる仕組みになっているので、日本の方なら誰でも被災者になる可能性があるということで、自分に対しても、未来の被災者の方にも備える、というような形でサービスを展開しています。支援品に関しても新しくて面白いものを取り入れていきたいと思っており、仙台のベンチャー企業が作っている非常用ゼリー、ソーラー充電器や避難所の横に設置できる憩いの場としてのコンテナなども造っていきたいと思っています。約10%は寄付をしてくださった本人に還元されるよう、防災グッズや定額の保険に代わりに加入してあげるといったことも始めています。

来年の3.11に向けてサービスを拡充していき、全国展開していきたいと思っています。新しい仲間をいま増やしていきたいと思っております。今日も来てくださっている本田圭佑さんの事務所の桑木さん、ONE TABLEの島田さん、EZOCAを発行している富山さん、そして事務局の私、亀山でやらせていただいています。
思いが同じなので、今後「FUKKO DESIGN」でさまざまに取り組まれていることと、このBOSAI POINTという仕組みがうまく連携しながら広がっていくとことを目指していけたらと思っています。まだ始まったばかりで全国に広がっていくのはこれからなので、ぜひご意見やご協力をいただければと思います。

文: Aiko TSUJI
写真:ボラ写PROJECT(宿野部隆之)
編集協力: FASHION HEADLINE
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新しい復興を、一緒に作っていこうという志のある方に多く集まっていただき、改めて感謝しています。本当にありがとうございます。

イベントレポート、まだまだ続きます!
#fukkodesign #復興 #復興支援 #被災地支援

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