しゅゆ

評論家気取りが嫌いなエアプニワカが作品を批評するという矛盾を抱えています

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評論家気取りが嫌いなエアプニワカが作品を批評するという矛盾を抱えています

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「変えることのできないものと変えるべきもの - 『きみの色』評論 (独自)」

⚠︎本論は作品評論中心の前編と、京アニ事件に触れる後編の2部構成となっている。大半は作品評論の前編にページを割いているが、後編は独自考察を含んでおり、山田尚子監督が意図した本作の作品性を著しく曲解している可能性がある。 (以下敬称略)  2年前の秋クール、『ぼっち・ざ・ろっく!』(2022) (以下ぼざろ) が前評判を覆して、空前のヒット作となったことは記憶に新しい。今春劇場公開された『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:』(2024)、現在公開中の後編にあたる『劇場総

    • 「100年の夢と魔法のその先へ - 『ウィッシュ』評論」

       筆者はディズニーというコンテンツに洗脳されている。ディズニー狂だった両親のもとに生まれた手前、生後数か月のころからパーク内を連れ回され、実家や祖父母の家にはディズニー作品のVHS やDVD が揃えられ、「アンパンマン」や「しまじろう」といった幼児向け作品の代わりに、ディズニー作品を観て幼少期を過ごした。幼稚園や小学校を早退してパークへ行くなんてこともざらにあった。昨今のパークのセレブレーションイベントでは考えられない、1年間で4回の月替わりイベントが存在していた東京ディズニ

      • 「大人になるということ - 『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』感想」

        はじめに。筆者は映画の感想を共有したり、評論家気取りであれこれうんちくを並べ、批評ごっこをするのが得意ではないし、そういった馴れ合いをしている輩を見るのも嫌いだ。年間200本以上映画を鑑賞する生活がかれこれ5年以上続いているが全て自己完結で済ませ、そういった人々の論争を安全なところから傍観しているような醜く哀しい人間である。しかしながら、本シリーズは自分が映画を好きになったきっかけの1つであり、恐らく劇場で観られるシリーズ最後の新作である。そこで、今回初めてレビューに挑戦して

      • 「変えることのできないものと変えるべきもの - 『きみの色』評論 (独自)」

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