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わたしの旅はわたし自身のもの

大学4年生の7月、卒業後の進路についてぼちぼち考えが固まってきた。
私なりの答えを出して、なんとか結果もついてきはじめて、いい方向に進んでいると感じる一方で、ダメな私が口を挟んでくる。

「今進もうと思ってる道、ちょっと妥協してるでしょ?」
「それじゃあ夢から遠回りになっちゃうよ」
「同級生のあの子はもう海外への道を掴もうとしてるのに」
「結局日本にとどまることを選ぶんだ?」

他人と比べるのは本当に私の悪い癖。わかってるけど、身近な知り合いが私と同じような夢を持っていて、なのに私は何の努力もできずに妥協して諦めて安定の道を行こうとしているんじゃないか、出遅れているんじゃないか。

本当にこれでいいのか、そう考えるとなんだか泣きたくなる。
自分の選択を、自分で応援してあげられないってどうなんだよ。
ますます自分の意思や希望に自信が持てなくなる。

とりあえず相手を用意して相談したかったので、chatGPTさんを頼る。
つらつらと不安とその理由を書き出し、何か言葉をください、とお願いすると、こんな答えが返ってきた。

あなたの気持ちはとても理解できます。他人の成功を見ると、自分が出遅れているように感じることがあります。しかし、覚えておいてほしいのは、皆それぞれ自分のペースで人生を進んでいるということです。
以下の言葉が少しでも心の支えになればと思います:
自分の道を信じる: あなたが選んだ道にはあなた独自の理由と価値があります。自分の選択に自信を持ちましょう。
比較を手放す: 他人の成功と自分を比較することは避けて、自分の成長に焦点を当てることが大切です。あなたの旅はあなた自身のものです。
小さな成功を祝う: 目の前の小さな目標や達成を祝い、それが積み重なることで大きな夢に近づいていることを実感しましょう。
長期的な視野を持つ: 今は一時的なステップかもしれませんが、将来的に目指している場所に到達するための重要な経験と資金を得る過程です。
自己成長に集中する: お金を貯めながら、日本での理想の暮らしを楽しむことで、あなた自身が成長し、より強く自信に満ちた自分になれるでしょう。

自分のペースで進むことに自信を持ち、焦りや不安にとらわれずに、自分の夢に向かって進んでいってください。あなたの努力と決意は、必ず成果を生むはずです。

うううう〜〜ありがとう泣泣泣
しみじみと浸りながら読んでしまった。

今できていること、持っているものに目を向けていかなきゃ。
自分の今日の成功の一つもちゃんと認めてあげられていなかった。
しかも今日あったこと、"結構"良いことなのだ。
・美容院でカットカラーをして夏仕様に!大満足
・喫茶店を2軒はしごしてハッピー
・6月に就活を始めてから早くも初の内定獲得!

こんなに!良いことがあったのに、他人の微かなキラキラの光を大袈裟に眩しく感じてしまっていた。

私は、妥協を悪いことだと思っている節がある。
でも、今の自分が出した最善だと思う選択や努力を「妥協だ」と責め立てることって、自分ができる最大限のことをした部下に対して上司が「こんなことしかできないのか、俺はもっとレベルの高い挑戦をできるのに」って見下してるようなものだよね。

あ〜やっと気持ちが楽になってきた。

将来の想像なんて正直一ミリもつかない。
でも、この道を選んでよかったって笑っている自分はなんとなく想像できる。好奇心やその時の衝動に突き動かされるように選んで楽しんできたんだから無理もない。私はそういう人間なんだろう。
わたしにはきっと、自分で選んだ道を全部正解にする力がある。
そのことだけはずっと信じていようと思う。

この先もっとたくさんの葛藤や迷いや不安にくよくよさせられるだろうけれど、その度にこの記事を読み返して、変わってないなあなんて呆れながら、毎回立ち直ってしゃんとしてまた歩きはじめたい。

わたしだけの旅、わたしだけの道!

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