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夫婦の家探しバトル勃発?!価値観の違いをどう乗り越えたか。

3年前、夫と家を買うときにかなり揉めました。

この経験から、たとえ夫婦でも住まいに対する価値観は違うものだと痛感しました。


二人で納得できる落とし所を模索することが大切だと。


私が住まいに求める条件は以下の通りです。

● 緑が多い公園に徒歩で行けること

● 間口が8m以上ある一戸建て

● 閑静な住宅街であること


一方、夫が求めた条件はこうでした。

● 夫の実家から徒歩圏内(両親の介護を見据えて)

※ 夫の実家は非常に都会で、価格も高額

● 予算重視で、建売や中古、マンションも選択肢に入れること


こんな感じで、私たちの希望はまったく噛み合いませんでした。


特に「夫の実家から近い」という条件を夫は譲らず、その条件を受け入れると私の希望はすべて叶わなくなる状況でした。


そこで私は、「ご両親は本当にその実家にずっと住むつもりなの?」と夫に尋ねました。

「今後のことも考えると、一度しっかり確認してみたら?」とも提案しました。


夫も最初は両親に確認をとることを嫌がっていましたが、私の意見を受け入れて、ご両親に聞いてみることにしました。

「もし将来引っ越すとか、別の選択肢があるなら、それを踏まえて考えたい」と夫は慎重に両親に私たちの思いを伝えました。


すると、夫の両親は「住み慣れた場所だから気に入っているけれど、友人も年を取り亡くなる人が増えている。どちらか一人になったら、長女夫婦(夫の姉)の家に移るつもりだ」と話してくれました。


長女夫婦もそれに賛同しており、信仰する宗教の繋がりもあるため、引っ越しても人間関係が狭まることなく、楽しい老後を過ごせるだろうとのことでした。


この話を聞いた後、私たちは長女夫婦の家から車で15分圏内の場所に住まいを決めました。

夫は両親の介護に関わりたいという気持ちがあり、長女夫婦の家に近い方がその思いを叶えられると思ったからです。

そのエリアは夫の実家ほど都心ではなかったため、私の条件もすべて満たすことができました。




こうして家を建ててから、3年が経ちました。

家の前には桜並木があり、少し歩けば大きな緑豊かな公園が広がっています。

その公園でランニングや散歩をするのが私の日々の楽しみです。

土地の価格が抑えられたので、庭付きの家を持つことができました。

夏には、子供たちが庭のプールで遊ぶ様子を、私は家の窓から涼しい部屋で寝そべりながら眺めるのが、休日の定番になっています。

将来、子供たちが独立したら、庭の手入れが面倒になるかもしれません。

また、家が広すぎて掃除が大変になるかもしれない。


でも、その時その時で、夫と話し合いながら最適な解決策を見つけていければと思います。

今回の家づくりのように、この人となら価値観が違ってもお互い納得できる落としどころを見つけれると思うから。


最後まで読んでくださってありがとうございます!

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