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タイ カオカームー

タイでお馴染みカオカームー(ข้าวขาหมู)
中華で使う八角とシナモンが香る醤油ダレで甘辛く濃い味で煮込んだ豚足をご飯に乗っけたお手軽なメニューです。

普通はこんな感じですが・・

大鍋で煮込んだ豚足がは茶色く染まっていて見るからに柔らかそう。
豚足は鍋から引き上げられた状態で陳列されていて、注文をすると、
「皮あり?皮なし?」
と聞かれます。
豚足はコラーゲン的な要素もありそうですが脂っこくてカロリー高そうな皮と、太い骨の周りにある肉と別けることができるので、客の好みに応じて皮のあり・なしに対応してくれます。

私の場合は肉も皮も好きなので特にこだわりはないですが、豚足の皮のブルブルしたゼラチン質な食感が苦手な人は皮は入れないで、と注文したほうが良いでしょう。

中には肉なしで皮だけを好んで注文する人もいるくらいマニアックな料理でもあるのです。

お店によって違いがありますが、人気のお店では常に豚足を追加して煮込み続けているので、鍋の中は大変なことになっていることがよくあります。

鍋の奥のほうに投入されたばかりの豚足が・・

そんな豚足を手際よく食べやすい大きさにカットして提供されるのですが、私はご飯と豚足を別盛りにしてもらうこともありまして・・・

肉の繊維がほどけてます

別盛りにすると煮込んだスープが多めになるので、肉の繊維がほどけてデロデロになったのをスープたっぷり=つゆだくにして頂くのが好きです。

豚足の他に部位を選べるお店もありまして・・・

煮込まれたモツでご飯をもう一皿追加、ということになりますね。

こちらのお店ではお椀に豚足を盛られるスタイルで、もちろんスープもたっぷりです。
肉の下に付け合せの青菜がありますので、これまた自分好みの割合でご飯に乗っけます。

豚の皮と肉がちょうど良い感じ
とろける豚の皮が・・

甘辛くて濃い味の口直しに激辛青唐辛子=プリックキーヌー(พริกขี้หนู)や生のニンニクをかじるとひと味違った印象になって最後まで美味しくいただけます。

バンコクにはカオカームーの専門店がたくさんありますが、ショッピングモールなどのフードコートでも定番のメニューなので、辛い料理が苦手な人も安心して食べられるので是非お試しください。

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