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タイ カノム・トーキョー

タイの屋台でよく見かける「カノム・トーキョー(ขนมโตเกียว)」

カノム=お菓子 ・スイーツ
トーキョー=東京
日本語に訳すと・・・東京お菓子?東京スイーツ?

東京にゆかりがありそうな名前ですが、タイで生まれたタイのお菓子です。

鉄板にクレープのような生地を薄く広げて、クリームやソーセージ、ハムやうずらの卵などを乗っけてくるっと巻いて出来上がり。

基本的なカノム・トーキョー

一つ7バーツ(約30円)くらいが屋台の相場です。
生地はホットケーキのようにほんのりと甘く、中にいれる甘いクリームや、ソーセージなどのしょっぱい系の具にもよく合います。
どら焼きとか大判焼きのようですが生地は薄いので軽いスナックという感じ。
そう言えば、タイではどら焼きの認知度は高くて、コンビニでもどら焼きが売られています。
どら焼きと言えばドラえもんの大好物ですが、タイでも人気のドラえもんのおかげでどら焼きもすっかりタイに定着しています。

話をもどして、カノム・トーキョー。
ちょっと小洒落た屋台では、大きめに生地を広げて、写真のように生地で細く模様を描いたりします。

生地で細く模様を描いて

細い線のようになった部分がカリカリの食感になっていて見た目もちょっと派手になっています。
ま、味は変わらないのですが、普通のものより大きくてボリュームがあるのもはや軽食といった感じです。

タイの屋台のスイーツは甘いものが多いのですが、カノム・トーキョーは甘すぎないので私は好きです。

屋台では出来上がったものが並べていますが、私は出来たてを食べたいので、その場で焼いてもらうようにしています。

私のを焼いてもらってます

それにしてもなぜ「東京」なのでしょうかね。

やっぱりどら焼きやクレープからヒントを得たのでしょうか。
日本っぽいスイーツとしてウケると思ってつけた名前なのでしょうか。
バンコクだけでなく、地方に行っても見かけるので、タイでの認知度はかなり高いです。

「なぜこれがカノム・トーキョー(東京)なの?」
タイ人の友人に尋ねてみると・・・

「知らない。でもずっと前からカノム・トーキョーって言われてるし、日本人が考えたんじゃないの?」

タイ人もそのルーツを知らないカノム・トーキョー。
小腹が空いた時に食べたくなるおやつ、時には軽食にもなる美味しいスナックです。

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