みんな大人(女)になっていく。
久ぶりに高校のメンバーと会った。
本当にメンバーが全員そろったのは卒業式以来だと思う。
久しぶりにあったみんなは、見た目がいろいろ変わっていって
(もちろん良い意味でである)
どこか恥ずかしい感じさえあった。
でも、しばらくすると何も変わらない空気感。
「あ、やっぱみんなのままだ」と思った。
でもやはりその中でも鹿の子を含めた私たち、全ての人というのは成長や変化をしていく。
そして、その中には甘いものだけではなく酸いも甘いも何もかも
全てが混ざっていく。そしてやはり私たちは「大人」というものになっていくし
「女子」ではなく「女」になっていくのだと感じた。
恋愛、仕事、学校のこと。
みんな紆余曲折しながら、
いろんな感情に揺さぶられながら、
時にものすごく幸福で満ち足りた日々があったかと思うと
いつの間にか苦しみに逆転する時さえある。
それは一瞬。そしてなぜ自分はあんなにも幸せったのか、
なぜ自分はあの人のことが好きだったのか、
自分の本当にしたかったことは何なのか
とか、いろいろな虚無感、空虚感、
心がぽっかりと空いたような虚しさに包まれるのだなと。
なんだか、そういう物語をみんなそれぞれ持っていて、
その生々しさや苦しさ、つかの間の高揚感、
時に湧き出る怒りや嫉妬などという
本当にたくさんの感情を味わったという語りから感じた。
自分が納得していたら、自分で選択したのなら、
どんな道も感情も正解だと思うよ。
みんな大人、そして女になっていく。
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