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🏢グラシル枚方さんに行ってきました!

こんにちは。深草京しみず事務長をしております川淵です。
11月24日に大阪府枚方市に今年オープンされた住宅型有料老人ホーム『GRACIL(グラシル)枚方』さんへご挨拶も兼ねて内覧に行ってきました!深草京しみずは、老健施設の中でも、在宅復帰等に積極的に取り組んでいる施設として「超強化型老健」の届け出を行っております。
この「在宅」というのは、ご自宅だけを指すものではなく、今回内覧をさせていただいたグラシルさんのような「住宅型」や「介護付き」等、いくつかの形態があります。また、生活の仕方やご利用の契約も、老健施設にご入所されている方と、こういった有料ホームと呼ばれる施設の場合は、「賃貸借契約」という契約に基づく等介護サービスというくくりでは一緒ですが、 それぞれにまた違った制度や仕組みに基づいております。

グラシルさん外観。閑静な住宅街のなかに位置され、綺麗な竹林が隣接しています。
落ち着いていて風情があって良いです♪
グラシルさんは、住宅型有料老人ホームです。

一般的な有料老人ホームというのものは、「住宅型」「介護付き」あるいは「サービス付き高齢者住宅」といった言葉を最近では一般の方々も見聞きすることは増えてきているかと思います。この歴史は、公的な介護保険制度と並行しながら、高齢化を迎えていく日本の中で、1980年後半ごろから、国土交通省と民間の会社企業を主体に、シニアマンションの建設等が進みはじめたといわれています。
当法人グループが運営する介護老人保健施設や特別養護老人ホームもまた、一定の生活機能を有する住居系施設というカテゴリでは有料ホームさんと似てはいますが、大きく分けると民間の企業などが運営するのが有料ホーム、医療法人や社会福祉法人等が運営するのが老健や特養といった施設となります。今でこそ、あまり明確な違いも無くなってはきていますが、ざっくりと分けると、介護付き有料老人ホームでは、ホーム内で介護サービスも受けられ生活が(ほぼ)完結するのに対し、住宅型やサービス付き高齢者住宅では、ホームは原則住居機能のみであり、ご自宅と同じように外にデイサービスに行かれる、訪問看護やリハビリに来てもらう等の外付け的なサービス利用の方法であるなど、受けられるサービスも違う点がポイントです。これにより、同じ有料ホームでも、住居探しを検討する際には、設備面もさることながら、生活する方が受けたい(受けられる)介護や医療的サービスを十分吟味しておくことが重要です。
筆者の川淵も現在、深草京しみずで事務長職をさせていただいておりますが、以前は老健施設での支援相談員をしておりまして、高齢者の方の数多くの在宅復帰支援を行ってきました。振返ってみても、当時10年以上前は、まだまだこのような有料ホームというのは認知度も低く、ご自宅への在宅復帰が主流となっていた時代です。徐々に、高齢者の方々の生活拠点の考え方も地域包括ケアシステムの観点が導入し始められた頃より変わってきまして、現在、当老健ご利用の方々も、ご自宅復帰をされる方、有料ホームへのご入居で新たに生活を展開なさる方など様々になってきております。
余談ですが、当老健ではお看取りも実践しているなかで、本当にこの10年程でも高齢者の皆さんが生活する環境、場所、施設が多様化してきていることをひしひしと感じています。まだまだ有料ホームさんの認知度も低い頃から、近隣のホームさんへ訪問し、設備・サービス等を自分の目で確認し、ご利用者・ご家族様にご助言することも多かったです。今回内覧に行きましたグラシル枚方さんは、私、川淵が相談員時代に深草京しみずと同じ地区管内で運営されていた住居施設の仲間でもあった西野さんという方が施設長をされている住宅型有料老人ホームです。当老健では大阪方面にお住まいのご利用者様・ご家族様もおられることから、内覧の上、色々とお聞きしてきました。

エントランス。木目のシェルフがおしゃれ。
個室のお部屋がある廊下ですが、照明も落ちついていますね。
ちょっとした場所にソファが多くあり、ご入居者様が座れるようにとのこと。
このような場所は大事ですね👆 当施設も参考に📝
お部屋の入口。表札でお1人ずつ。
約15㎡のお部屋。老健は家具等備え付きですが、
有料ホームさんは備え付け、持ち込みなど形態によっても様々です。
引き出しに、収納箱がたくさんありますね。
これはポイント高し✨(元相談員目線)
お部屋内にトイレも設置。引き戸がGood。
要介護がさまざまな方がご入居されているのも、有料ホームさんの特徴。
お風呂には機械式浴槽も完備。写真にはありませんが、グラシルさんには大浴槽も含め、
個浴も非常にたくさん設置されておりびっくりしました。
地下(厳密には半地下だそうです)1階には、入居者の方が自由に使えるリハビリ機器ルームも
完備されていました。見学時、ちょうどお一人の方がご利用後に、ソファで休憩されていました。
また、グラシルさんでは、住宅型ですが独自で理学療法士の方も採用されているそうです。
機能訓練の観点からは、この点は、超強化型老健の深草京しみずもチェックポイントです!
ウォーターベッドも完備。
スイッチを入れるとベッドマットがぶるぶる震えます。
なかなか高価なお品物。筆者の川淵は怖くて試乗できません笑
食堂兼歓談室、レクリエーションルーム。
ちょうどお昼前で、厨房からおいしそうな匂いがふわ~んと💛


レクリエーションルーム。ビリヤード、麻雀、奥にはパチンコ台も!(川淵は詳しくないですが、〇〇物語というシリーズで、好きな方はきっと好きな感じの台なのでしょう)
こちらは、同食堂フロアの一角にある、サロンスペース。
職員の方と一緒にお菓子作りをしたり、今後は地域開放も考えておられるようです。
素敵な食器棚。
当施設もユニット型老健として、しつらえを参考にしたいと思います!
最後に記念撮影📷✨
施設長の西野さん色々と内覧対応いただきありがとうございました!!


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