「1文字◯円」 Webライターの世界では、こうした料金形態が採用されています。初心者ならともかく、中級者以上のライターならこの料金形態に違和感を覚えるはず。ライティングは、書くことではなく削ることによって完成度が高まるからです。 ライターは、「ここはもっと短くできる」「意味が重複している」「この話題はバッサリ消そう」などの削ることによって、文を短く、スリムに、リズムよくしていきます。私自身、書いているよりも削っている時間のほうが長いくらいです。 ライターとしての腕も、削る
商品が売れないのは、価値創造が足りないから「自信を持って商品を開発したのに、売れない……。」 「広告を出しても、期待したほどの反響がない……。」 こんな悩みを抱えていませんか? ビジネスの現場では、どんなに素晴らしい商品やサービスを用意しても、売れないことってありますよね。でも、それって商品が悪いからなのでしょうか? ここで重要なことがあります。 それは、商品やサービスが本当に良いものであるかどうか以上に重要なのが、「顧客に欲求がある」「欲求を作る」ことです。この「欲しい
Googleは、SEOの評価基準にE-A-Tを設けています。E-A-Tとは、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)の略です。コンテンツの中身だけでなく、誰が書いたのかといった情報も重要視しているわけです。 SEOに限らず、人は情報を評価する際、これと同じ物差しを用いています。Googleは人のリアルな評価基準に合わせているだけなのです。 コンテンツは、この「誰が(発言者)」×「何を(発言内容)」で
「料理」と「文章」は、構造がよく似ています。 料理は、「食材」「献立」「盛付」の順で作られ、文章は、「情報」「思索」「表現」の順で作られます。 美味しい料理を作りたければ、良い食材を仕入れるか、調理の腕を上げるか、もしくは、盛り付けを美しく見せるか、です。これを文章に置き換えれば、優れた文章を書きたければ、良い情報を仕入れるか、人と違った考えをするか、表現を工夫するか、です。 なぜ、こんなアナロジーを用いたのか。文章についてストレートに考察するよりも、何かに置き換えたほう
自分の文章を読み返して、鼻につくことがたまにあります。どうして気に食わない文章を書いてしまうのか。その理由を考え続けて分かったことが、自分をよく見せようと書いたとき、それが起きるということです。 「自分を○○のように見せよう(見られたい)」。こうした背伸びは、文章を書く上において邪魔になる煩悩です。しかし、この煩悩は物書きなら常についてまわるものです。たとえば「センスがあるように見せよう」「教養があるように見せよう」「語彙が豊かであるように見せよう」「幸せそうに見せよう」「
最近、こんな問題がX上を賑わせた。 キンドル、購入済み書籍「消える」事象が報告…1年経過すると保証されない? Kindleは電子書籍を購入しているわけではなく、有料で本で借りているだけ。いつ読めなくなっても文句は言えない。 そんなKindleの正しい使い方は、Unlimitedの本だけを利用すこと。高いくせに所有権もなく、最悪読めなくなるようなKindle本を買ってはいけない。 「でも、ほしい本がUnlimited対象とは限らないし……」 確かに、Unlimitedに加
セールスコピーライターを名乗るようになって14年。前職でのライティング歴も数えれば18年になります。気づけば、業界では古参の部類です。 振り返れば、幾人もの同業者が入っては消えていきました。最近では、Webライターから転身する人も増えています。しかし9割は撤退するでしょう。その訳は、この記事を読まれたらきっと分かると思います。 この記事は、セールスコピーライターという仕事のシビアな現実と醍醐味について書きました。もし、あなたが私と同じ道を歩むのでしたら、この記事はどこかで
本来、1文字1円の記事作成って、校正なしの誤字脱字だらけの原稿でもいいと思っている。 えっ、誤字脱字が多いって、 それなら、プラス1文字1円分の校正料もいただかなければ。校正ってそれぐらいの料金かかりまっせ。 1文字1円の仕事ってことは、校正なしってことになるんだわ。
セールスコピーは、「セールス+コピー」の組み合わせです。要は、文字を使ってセールスをしているわけです。 これがもし言葉ではなく動画なら、動画セールス、セミナーならセミナーセールスになります。形は違っても、していることはセールスなのです。よって、セールスライティングに必要なのは、ライティング力よりもセールス力になります。 ライティングが上手な人とセールスが上手な人、伸び代があるのは後者です。 ライティングは、そこそこ書ければ十分です。正しい文法で書けて、最低限の型さえ押さ
Webライターが1ヶ月に執筆できる文量って、10万字が限界かなと思う(リサーチ・校正も一人でやるなら)。 人並みの報酬を稼ごうと思えば、1文字2円以上じゃないとやってられない。これぐらいの計算、少し頭をひねれば分かるはずなんだが、世の中には1文字1円以下で発注する企業が多く存在する。 もはや良識を疑うレベルで、お前の血は何色だと言いたい。駆け出しのライターにお願いするならまだしも、プロにお願いするレベルじゃない。記事の質に文句を言える報酬じゃないけど、文句を言うんだろうね
昨日調べたら、検索キーワード「セールスライティング テンプレート」で自然検索1位になっていました。 このキーワードは、腕に覚えのあるライターをはじめ、コンサルタントがしのぎを削って狙っています。 そんな中、ドメイン歴1年半のサイトの記事が1位になったのです。 ちょっとすごいことだと思いませんか? 自分のノウハウに忠実に従って書いているだけSEOに強い記事の書き方は、世の中にたくさんあります。 たくさんありすぎて、かえって分からなくなるぐらいです。 私は色々研究して、最
5年前からずっとダイエットをしています。 食事は、野菜⇒肉⇒炭水化物の順で食べ、運動は、毎日8,000歩、週1回の筋トレ。20代の頃は、これだけやればみるみる痩せていきました。 しかし、30代になってからは全く痩せない。痩せないどころか、微増している。心なしか、40歳になってからは、加齢臭も出てきているような気が。恐るべき加齢、恐るべき新陳代謝の低下。 さて、私が勝手に同じダイエット仲間と思っている方(芸能人)の動画を今回ご紹介したいと思います。 伊集院光に学ぶ、話の
宮本武蔵が晩年に書き残した『五輪書』。 書中には「有構無構」という言葉が出てきます。 「有構無構」が意味するところは、「構え(型)はあるが、構えはない」です。一見矛盾しているように思えます。 私なりに噛み砕いてみます。 「基本となる構えはあるが、状況や相手に合わせて構えは変えたり崩したりするものである。型にとらわれているようではダメだ」といったところでしょう。「有構無構」を説いた宮本武蔵もまた、状況に合わせて武器や戦い方を変えていたことで有名です。 「有構無構」の考えは
電子本と紙の本、あなたはどちらが読みやすいですか? 今回は、論文からそのヒントをお伝えしようと思います。 ――――――――――――――――― 【参考論文】 表示媒体が文章理解と記憶に及ぼす影響 ―電子書籍端末と紙媒体の比較― file:///D:/DL/IPSJ-HCI12147029%20(4).pdf ――――――――――――――――― 電子本と紙の本が与える読書体験の違い研究では、「読みの速度」「記憶度」「理解度」を試験しています。 以下にその結果をまとめておきま
在宅ワークの最大のメリットは何だと思いますか? それは、この暑い中、出勤も外回りもしなくていいことです。 もうね、コロナ禍の時のように、夏場は在宅ワークを推奨したほうがいいと思います。もしくは、夏場手当を出すとか。 「災害級の暑さ」なんて言われてます。 外で仕事をしている人には、何かしらの手当を出さないとダメでしょ。もうそういうレベルですよ、この暑さは。 と、少し熱く語ってしまいました。 今回は、文章力とライティングについて少し語りたいと思います。 基礎はできている
アニメの『るろうに剣心』がリメイクされて、毎週放送されていますね。 敵キャラの一人に鵜堂 刃衛(うどう じんえ)という人物がいます。 剣心との一騎打ちで追い詰められた鵜堂 刃衛は、自分に暗示をかける技『心の一方影技・憑鬼の術』を使います。「我、最強なり」と暗示をかけることにより、強靭と化すのです。 実はこの技、アニメの世界だけではなく、現実世界にもあります。 というか、私が使っています。 心の一方影技・憑鬼の術をどう使うか さて、私がどう自己暗示を使っているのか。 自