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絵本「たんぽぽ」の紹介と評価

評価

娘:☆☆
ママ:☆☆☆


○読んだ目的/きっかけ
絵本ナビの「待ち遠しい!春の絵本」のページで本絵本を見つけました。説明文的な絵本は、かねてより読み聞かせに取り入れたいと思っていました。
ただ、以前読んだ「みずとはなんじゃ?」は娘には難しすぎたため、「娘でも理解できる説明文的な絵本をうまく探せるのか」不安がありました。絵本ナビの本絵本のページに、「読んであげるなら4才から」と書かれていたため、難易度に対してやや不安がありましたが、読んでみることにしました。


ママの感想

4月から年中になる娘でもある程度理解できるレベルの、わかりやすい「たんぽぽ」の説明文的なお話でした。大人の私にとっても、はじめて知ることがたくさんあり、とても興味深く読ませていただきました。とてもおもしろかったです。

本絵本では、たんぽぽの冬から新しい芽が出るまでの様子が、観察に基づいたと思われる文章と絵によって描かれていました。本絵本を読むまで考えたことがなかったのですが、たんぽぽの花は、夜、閉じているそうです。また、咲いて1日目のたんぽぽと2日目のたんぽぽでは、花の開き具合が異なったり、白いたんぽぽがあったり、たんぽぽの根を切ってその一部を植えると葉と新しい根が出てくるなど、(恥ずかしながら)私自身、はじめて知ることがたくさんありました。

娘と「そうなんだね」、「すごいね」と話しながら読ませていただきました。また、本絵本を読んで以来、たんぽぽを見つけると、花の開き具合を確認するようになりました。本絵本は、たんぽぽについて楽しく学ぶことのできる良い絵本だったと思います。


ことば:茎

本絵本によると、たんぽぽは花が咲き終わると、実が熟すまでの間、「茎」は低く倒れていて、実が熟すと「茎」は起き上がって高く伸びるそうです。娘とは「お花」の話をときどきしますが、娘から「くき」という言葉をこれまで聞いたことがなかった気がしたので、当該場面で、確認をしてみることにしました。

「娘ちゃん、『茎』って知ってる?」
「知らない」
「今のご本の説明を聞いて、この絵のどの部分が『茎』だかわかる?」

ちょうど絵本の左側のページに茎が倒れたたんぽぽの絵が、右のページに茎が起き上がったたんぽぽの絵が描かれていたため、上述のとおり、娘に「絵」のなかから「茎」を見つけてもらうことにしまた。

娘は無事に「茎」を見つけることができました。考えてした質問ではありませんでしたが、結果的に、「説明文を理解して答える」という良い取組ができたように思います。実際のところ、娘は「勘」で答えたのかもしれませんが…


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