働きすぎたから障害者に
まずは、noteを使ったことがないので、誰がどういう目的で読むものかもわからずに書いているのと、私が編集者だったとはいえ、現場から離れて1年以上経っていることから、文章に自信がないため、慎重に。
「障害者」にもいろいろといる。私は側頭葉てんかんを抱えているので、精神障害者に入る。といっても、これがまた難しい。
精神障害者と聞くと、「統合失調症」、「高次脳機能障害」と連想される方も多いかもしれない。差別なく考えていても、社会的に受け入れにくい障害を持っていると連想するタイプだ。「てんかん」もそこに属する。理由としては、てんかん患者に精神障害を合併する症例が多いから、ということ。
では私はどうか。発症後も月刊雑誌の編集長を兼任していた。発症時は不安定な時期もあり、確かに精神的に面倒なこともあったが、職務中に発作が起こることはなかったし(打ち合わせ中に意識が飛んだことが2回あったか)、通常の作業は行えた。問題は発症後の服薬によるものだ。
とにもかくにも、なぜ2007年。突然障害者になったのか? それは働きすぎが原因。その頃は現在のように民間企業で時間外労働の上限にまともに定めがなかったため、月刊誌制作の現場では3日徹夜ということが当たり前に起こっていた。ひどいのは、それを指示した上長は定時に出社してくるというしまつ。スタッフだけが居残りで仕事をさせられていた。
平均睡眠時間が4時間ほど。そこにストレスが加わり、帰って暗いなかでベッドに横になりながら携帯電話(まだスマホじゃなかった)でMV観ていたら大発作を起こして、救急搬送ということに。
そこから障害者としての物語が始まりました。
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