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12月14日締切! 住宅密集地の長崎大でエボラ研究開始に反対パブコメ
2024/11/24
//www.youtube.com/watch?v=lGT8h7BEEec&t=1s
我らが林千勝先生が長崎大学でエボラ研究が始まることに反対されている。どうしてわざわざ住宅密集地でやるのか。歴史的建造物がたくさんあり、観光名所でもあるような場所であえてエボラの研究をする必要がどこにあるのだろうか。武蔵村山市でも国立感染症研究所がエボラ出血熱の研究開発をすることになっている。あそこもなぜか小学校の真ん前で、住宅密集地だ。そういうところでわざわざやる必要があるのかと疑問に思うし、もちろん反対だ。
もっと人里離れたところが日本にはいくらでもある。結構いろんな大企業の研究室に行ったが、すごく人里離れたところにあるのだ。例えば、昔、シャープの研究所に行ったことがあるがものすごい天理の山奥にあって、こんな猿しかいないところで先端技術の研究をして意味があるのだろうかと思った。15年ぐらい前のことだ。そもそも奈良でパソコンで仕事している人とか、タブレットで移動しながら仕事するとか、そういう文化がないところよりもさらに奥地の山の天辺に研究所がある。そこでタブレットの開発研究をしているのだが、実際にユーザーがどういう風にタブレットを使っているのかを見ることのない場所だ。そのような場所で、こういう風に使えるかもしれないといったことを想像しながら作るよりは、こうしたデバイス系の開発こそ都会でする方がいいのではないかと思ったりもした。
逆にエボラのような危険なものが流出してしまったら、周りの環境に大きな影響を与えてしまう。それどころか、エボラ出血熱というのはかなり致死率が高い。果たして日本で研究する必要があるのだろうか。私たちの国はエボラは関係ない。エボラを持ってきて漏れたらどうするのか、そういうことを考えずに始めてしまう。せめて田舎で、また無人島とかもあるので、そういうところでやればいいのにと思う。
今回、エボラの研究をするために法律を改正するというパブリックコメントが出ている。その概要がこれだ。
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「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行令の一部を改正する 政令案について(概要)」
1.改正の趣旨
・特定一種病原体等所持者については、「国際的に脅威となる感染症対策の強化に関する基本計画」(平成 28年2月9日国際的に脅威となる感染症対策関係閣僚会議決定)において、「BSL4施設を中核とした感染症研究拠点の形成について、長崎大学の検討・調整状況等も踏まえつつ、必要な支援を行うなど、我が国における感染症研究機能の強化を図る。」とされている。
・今般、国立大学法人長崎大学において、特定一種特定病原体等所持者として厚生労働大臣から指定をうける準備が整ったとして、書類の提出等がなされ、指定をして問題ない旨が確認されたところ。
・感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(平成10年法律第114号。以下「感染症法」という。)では、特定一種病原体等所持者とは「(国又は)独立行政法人(独立行政法人通則法(平成十一年法律第百三号)第二条第一項に規定する独立行政法人をいう。)その他の政令で定める法人」と定められていることから、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行令(平成10年政令第420号。以下「感染症法施行令」という。)において、特定一種病原体等所持者の指定の対象となる法人として、国立大学法人長崎大学を新たに定める必要がある。
2.改正の概要
・感染症法施行令に、感染症法第56条の3第2項の政令で定める法人として新たに国立大学法人長崎大学を定める。
・その他所要の改正を行う。
3.根拠条項
感染症法第56条の3第2項
4.施行期日等
公布日 :令和6年12月下旬(予定)
施行期日:公布日
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あと一ヶ月もないが、ここのパブコメは本当に簡単だ。 説明欄のリンクから「長崎大学を感染症法施行令、感染症法第56の3、第2項の政令で定める法人として認めることに反対する」と書けばそれだけで反対したことになる。こちらの説明欄のリンクからパブコメの要旨を読んでパブリックコメントをどんどん出していただきたい。
これも本当にこそっと出してこそっとエボラの開発をしようとしている。このような住宅密集地でやる必要は全くない。
ところが、表題にエボラも長崎大学もない。だから最初はこれが何のパブコメだろうかと、私も見落としそうになった。林千勝先生が教えてくれなかったら絶対にこれが長崎大学でエボラ研究を始めるためのBSL4施設に指定してもいいですかとお伺いを立てるパブコメだとはまるで思わない。
「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行令の一部を改正する法令案についてのパブリックコメント募集」とあるが、よく読めばエボラをやりますというだけなのだ。感染症の予防ではない。感染症の拡大に関する研究だ。機能獲得の研究をするわけだからどれだけ人が殺せるかということを研究するというのが長崎大学なのだから、全然感染症の予防ではない。人殺しの研究である。
そういうわけで、皆さんにはこちらの説明欄のリンクから反対のパブコメを送っていただきたい。BSL4(Biosafety Level4)とは、エボラとか本当に致死率が高いウイルスを扱うラボのことである。これが原因で武漢でとんでもないことが起こったわけなので、こんなものを誘致してOKですなどということになったら長崎は危ないし、大学としての価値が下がる。
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