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半年ぶりに荒ぶる精神が闊歩した結果、パートナーを失いかけてる話/なんでも屋さんの日常
去年の8月、私は低血糖症由来の鬱だと診断されました。そこから11月まで、苦しみながら生き抜き、また今年2月にどん底へ。そして3月から10月まで、去年とは全く異なる、とても落ち着いた日々を過ごしていました。そう、本当の自分はこれだ、こうだったはず。そう思いながら、鬱からの脱却を喜び、時々見える影にも対処しながら上手くやってきた。はずだった。
大好きな福祉職がまさかの再発原因に
10月半ば。私の精神は大きくぐらついた。きっかけは、グループホームでの勤務だ。勤務は超楽しい。超長時間だけど。でも楽しかった。そんな中でも、一つだけ、辛い仕事があった。それは、とある利用者さんの入浴介助だ。その利用者さんは、情緒不安定な方で、新人と打ち解けるのに時間がかかる。環境の変化にも弱い。その結果、私は暴言無視激昂のターゲットとなっていた。
今日も暴言を吐く利用者の対応だが、泣くほど嫌だ。
— ふうか@なんでも屋さん (@fuka88_726) October 26, 2022
暴言に至る背景を想像して、原因を探るということはわかっている。わかってるけど、そんなことできるほどの精神的余裕はない。たぶん新人だから信頼関係がないんだろうけど、構築する努力ができる余裕がない、ただあの時間が過ぎゆくのを待つだけ。
色々考えた。色々相談した。でも無理だった。ある日、「死ね」と言われた。もしかしたら、「死ね」じゃなかったかもしれない。そんな言葉使ってるの聞いたことないもん。でも、そう聞こえてしまった。それくらい限界だと自分で思った。
この辛さを、1番共有してしまったのがパートナーである。というか、帰ってくるなり毎回泣いていたので、この1ヶ月は大変だっただろう。毎回毎回精神をぐらぐらさせられ、日常生活にも支障が出てきた。そんな時に、私を慰めてくれるパートナー。その図を、私は利用者と私の関係に置き換える。私が利用者の情緒不安定に対応するように、パートナーが私に対応してくれる。反対に、職場でも、利用者が私に重ねられる。お風呂に入りたくない時だってあるだろう、泣きたくないのに泣いてしまう時もあるだろう、なんだかイライラして叫びたくなる時もあるだろう、当たりたくなることもあるだろう。ちょっと分かっちゃうからこそ、利用者の理不尽さが、我が身の短所を論うかのようで刺さる。どうしたらいいのか、わからなくなる。そして、その困惑は、パートナーも同じなのかもしれない。
泣き言を言ってしまっても、離れていかない人が、私の泣き言のせいで、振り回されるのが辛いけど、泣き言は言う。私が誰にも相談せずに、追い込まれて死んだ方が、その人は辛いと思うし。
— ふうか@なんでも屋さん (@fuka88_726) November 1, 2022
(謎の自己肯定感は、どんな状態でも常にある。)
この1ヶ月くらい、自分が壊れるたびにわかっていたはずだった。何度も重ねていた。でも、自力では抜け出せない沼だった。そりゃ誰でも、1番長くいる人が情緒不安定だったら辛い。しかもこちとら仕事だからお金はもらえるし、他人だし、どっかで切ろうと思えば切れる。しかしパートナーという立場上、そうとも言い切れないはず。
が、しかし、結局パートナーは他人だった。切ろうと思えば切れる存在だった。
パートナーの限界に気付けない愚かな私
最近、私はパートナーの小さな自由時間が気に入らなかった。週に何回かの真夜中までのゲーム。ボイチャを使って、友達と楽しげにプレイする様子。その声、時間、テンション、何もかも気に入らなかった。自分もプレイするゲームである、楽しさは知っている。けど、あるいは、だからこそ?彼が長時間にわたって喋り続けるのが不快だった。
「こんなにパートナーが辛そうなのに、睡眠を阻害するのか」
「どうして寝る前の30分くらい、一緒に話す時間を作ってくれないのか」
「ずっとじゃなくていい、今のこの精神状態の間だけ我慢してほしい」
思うだけでなく、彼に直接告げた。
そしてその原因は、私が思っていたよりも深刻だった。
「今気づいたけど、俺もしんどいわ」
おい、気づいてなかったんかい。思わず心の中でツッコミ。ここは関西の血が黙ってなかった。いや、そりゃしんどいやろ、しんどいけど、去年の今よりやばかった時期を受け止めてくれてたから、今回もいけとんのかな〜とか思うやん?いやいやいやちゃうな。私が勝手におごっとんのがあかんかったんやん。
とまぁここまでコンマ3秒とかである。他にも色々とあったので、そちらの方が重めだったけれども、この発言で決まった。
「同棲解消」
もう1年半くらいだろうか?ちゃっかり同棲させてもらっていたのだが、しばらく実家に帰ることを、なんとまぁ依存しまくりのこの私から、提案してしまったのである。悲しいことに、1番やりたくなかった選択をせざるを得ない。だってパートナーまで鬱の地獄に引き込むわけにはいかない。苦しむのは私だけで十分なのよ…!みたいなヒロイン精神がなくもない。が、本当に悲しい。だっていつも一緒にいたんだもん。支えてもらっていた。でも客観的になった自分が提案してしまったので、もう後の祭りである。主観の自分は自分でご機嫌を取るしかない。
という経緯で、私は今パートナーを失っている(仮)状態である。反省すべき点は本当にたくさんあるし、日々自省してきたつもりだった。でも、どうしても鬱だと身体が動かない。動けないので、たとえば家事でも頼りっきりだとわかっていても、できない。甘えなのか、鬱のせいなのか、自分で線引きも難しく、どうしたらいいのか自分でもわからない。でも、私はどっちかというと頑張りすぎてダメになるタイプ。しんどい時は極力人に頼って、できる時にその分を返すようにしている。だからパートナーにはしばらく迷惑をかけ通しで、それも申し訳ないストレスに加算されてしまう。
離れたことが良かったのか、よくなかったのかは、2週間後のお楽しみ。不安と絶望と希望が入り混じる心地で、一刻一刻を生き抜いていく。まずは主観の自分のご機嫌取りに勤しもう。
チップとは?
自分を甘やかすためにもお金がいる。お金がいるのに鬱だから働けない。どうする?とりあえず自分の持てる(持ってるかも不明な)文才を駆使して、noteにして、チップをもらえたら、その分だけ自分を甘やかそう。
想定外の出費は、想定外のチップで。そうすれば、罪悪感なく甘やかせて、生き延びるのでは?
そんな思いつきでnoteをしばらく書きます。
また、みなさんのお話を聞いたり、noteにしたり、なにか私ができることをする代わりに、サポートしていただくことも可能です!その場合はTwitterかInstagramに DMしてください📩なんでも面白そうならやります。PayPayで送金していただければ嬉しいです🙇♀️
下のサポート(アプリ版では表示されないため、webより閲覧してください🙇♀️)より皆様からいただいたチップをもとに、自分を甘やかしてきたいです。甘やかした後、精神がおさまれば、再び「なんでも屋さん」として、新しい働き方、生き方を表現しつつ、日常の中の小さな困りごと、ワクワクを叶えるという面白い仕事を創っていきます。私のペースで。なんでもない私たちが、ちょっとでも生きやすい社会に。
想定外の出費は、想定外の収入で賄わないとメンタルがもたない不便な人間。しかし鬱なので休まないといけないし、頑張っちゃいけないのである。この塩梅を幾度も間違えて、我ここに至る。
— ふうか@なんでも屋さん (@fuka88_726) November 23, 2022
甘やかすだけでできる、人助け、どうでしょうか。私を生かしてください。(切実)
では今日もまた、生き抜こう!!
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