他人は褒めておいた方がお得という話
どのような人格者でもスーパースターでも、人には必ず欠点が存在します。
欠点というよりは、自分とはどうしても[合わない]という領域があります。
なので、人と接する上で嫌な気持ちになる事があるのは当然の事です。
私は「嫌な事をなんでも言い合う」という関係は、あまり良い結果を生み出さないと思っています。
なぜなら、そもそも嫌な事があって当然なので、嫌な事があるという事自体を受け止めるべきだと思うからです。
私は会社で関わる人は出来るだけ褒める事にしています。
どんな人間でもたいてい褒める部分はあります、かわいいとかかっこいい、真面目、優しい、考え方が斬新、目つきがいい、とか。
雑談レベルで人が人を評価する時、ほとんどの場合において実際の行動や実績を見られる事はありません。その人からどんな評価を受けたかどうかが重要になります。良くある言葉ですが、人は人を映す鏡だからです。
これを続けていると、自然と社内での評価が上がり、上の方にまで評価が届いたりします。まあ実績での評価では無いので報酬に響くのはまた別の話ですが、信頼だけは上がります。
なので、会社じゃなくても集団で生きる上では、人を貶すのはあんまりお得じゃないですよ、という話でした。