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01|カレン語講座〔カレン族とは〕
こんばんは~! 国境なきふじやんです~!
よろしくおねがいします~!
あ、ありがとうございます!
え~ いま【 マスク 二枚 】を頂きました~!
こんなん、なんぼあってもいいですからね!
というわけで(どんなわけやねん)
今日から連載スタートの
【 国境なきふじやん の カレン語講座! 】
この講座は、
●ほぼ一生使う機会のない
●日本で唯一の
●超マニアックで
●実用的な
カレン族の言葉を紹介していく連載企画です!
01|カレン族とは?
▲ タイで一番多い山岳民族(約40万人)
▲ ここで取り扱うのはキリスト教スゴー・カレン族
▲ 宗教:アニミズム(精霊信仰)や仏教・キリスト教など様々
▲ 母系社会なので 婿入り制度
▲ 高床式住居に住み、半農半狩猟、自給自足の生活
▲ 男女の役割がはっきりしている
▲ 性格は 穏やか で はずかしがりや
▲ 未婚の女性は 白のワンピース を着る
などなど
カレン族の暮らしやカレン語はコチラのドキュメンタリーをご覧ください!
この「カレン」という呼び名(文化人類学的に言うと「名づけ」)は
ビルマ語の「カイン(kayin)」を英語化したもので、
タイ語では「カリアン(kariang)」と呼ばれてます。
そして、彼ら自身の自称(文化人類学的に言うと「名乗り」)は
「パガニョ(Pgazknyan)」これは【人間】という意味です。
※以降「カレン族」は「パガニョ」と表記します。
02|パガニョとの出会い
私が初めてパガニョと出会ったのは2012年
初海外で訪れたタイの山岳地帯の村でした。
パガニョが話すのはパガニョ語(カレン語)
もちろん「旅の指差し会話帳」や辞書などはありません。
ではいったいどうやってコミュニケーションをとったのか?
パガニョの中には「タイ語」を話せる人もいるので、
「パーサー パガニョ?」(パガニョ語でなんて言うの?)
という感じで、物や「タイ語 旅の指差し会話帳」を指差して、
パガニョ語の単語を聞き出します。
そうやってコミュニケーションをとりつつ、単語を増やしていく。
そんな感じで翌年の再訪で、ある程度の単語集が完成しました。
ただ、発音が非常に複雑なためカタカナ表記をそのまま発音しても通じないし、カタカナでちゃんと表記できるとも限りません。
だけど、実際使うと通じてしまうのが不思議なのです。
実際、参加者の感想文を見ていると、言葉も分からないのに、
村人が言った言葉がはっきりと書いてあるんです!
私も村人と話していて、
なんとなく 相手の言いたいことが分かるし 通じてしまうのです。
おそらく、相手の目を見て、状況を判断して、
身振り手振りをつかって話しているからだと思います。
これが本当の「コミュニケーション」なのでしょう。
さて、長くなりましたが、
この「国境なきふじやんのカレン語講座!」では、
これまで6回の村での滞在時に調査した
カレン語をエピソードとともに紹介していきたいと思います。
どうぞ、お楽しみに!!
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