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国際学生が味噌作り体験をした日のこと

こんにちは。冨士屋ホテルのスタッフです。
先日、冨士屋ホテルのアクティビティプランの1つである、「地獄蒸し大豆の味噌作り」のワークショップを開催いたしました!
別府は、インバウンド観光客が年々増えているので、国内のお客様だけでなく、国外のお客様が体験してくださることを前提にアクティビティプランを考えています。
今回は、そのデモンストレーションとして私の母校でもある、別府市の
国際色豊かな大学”APU”の学生を招待して、体験していただきました。
(ミャンマー、タイランド、ブラジル、インドネシア、フィリピン、、、
 沢山のご参加ありがとうございました!)

【当日のスケジュールはこのような感じです。】

11:00 Cooking Miso with natural Onsen steam.
12:15 "Jigoku Mushi" (Beppu hell Steamed cuisine)
12:30~13:00 Wandering around Kannawa with Haruko san
13:00 <Lunch time> Eat Jigoku Mushi
15:00 End time 

地獄蒸し大豆の計量中

大豆は茹でるのではなく、蒸すのが肝!
大豆を茹でると、大豆の旨味が茹で汁の中に逃げてしまいます。
その為、冨士屋ホテルでは、温泉文化が根付く土地という強みを活かし、
蒸し窯を利用して大豆を蒸すことで、窯の中で大豆の旨味を残して味噌を
作ることができます。

(左)潰した大豆と麹と塩を合わせてこねている様子(右)麹と塩を合わせている様子=塩切

味噌作りは、一般的には素手で作ります。その理由は、私たち一人ひとりの手には”常在菌”という菌がついており、その菌を付着させることで味噌を発酵させるからです。一人ひとり持っている常在菌の数は異なり、出来上がる味噌の味も変わるのだそうです。

味噌の発酵は大体半年かかるので、すぐには食べることはできないですが、初めての日本食文化を体験する学生もいて、夢中になって味噌を作っている姿がとても楽しそうでした!

地獄蒸しランチ


治子さんに地獄蒸しの説明を受ける留学生たち

13:00 ランチタイムです!
お肉、お魚、お芋、お野菜、果物、様々な食材を蒸しました。
留学生にとって、鉄輪の食文化である”地獄蒸し”はどのように感じるのか?




\\\味が薄い///

素材の味を楽しむ日本食は、留学生にとっては味が薄く食べてる気にならないらしく、皆どんどんドレッシングをかけていました😂
育ってきた環境が違えば、食の嗜好が違うのは当たり前ですね!笑
ただ、温泉の蒸気で料理ができるサスティナブルな地獄蒸し文化の
素晴らしさに共感してくださいました!
参加してくださった学生達、本当にありがとうございました。
オリジナルの味噌を使って、沢山料理をしてください!

湯があり、食があり、温があり、鉄輪地域は、あなたの心に多くの暖かさをプレゼントします。
是非、次のお休みには、鉄輪に足を運んでみてはいかがでしょうか。


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