知識、活用できてますか?
以下の記事で、
知識を活用するとはどういうことか?
について考えてきました。
結果、知識を活用するとは、
「意思決定」「課題解決」「発信」「実験、研究」といった場面で、
記憶または記録している知識を引き出し目標を達成すること
となったのですが、これを自分の生活に当てはめて考え直してみたところ、知識を活用できていないことがあると感じました。
今回は、知識を活用できているかどうか?に焦点を当ててお話をしていきたいと思います。
知識を活用できていない場面
大きく分けて以下の3通りが考えられました。
・そもそも知識にできていない
・知識になっているつもり
・まとめていても、見つからない、開けない
以下では、それぞれの具体例と原因について触れ、
解決の方法を考えていきたいと思います。
そもそも知識にできていない
調べればある程度のことがすぐにわかる時代。わからないことがあれば調べる習慣がある方も多いと思います。
しかし、調べて終了、納得しブックマークだけで終わってしまい知識にできていない結果、再び検索するといったことがしばしばあります。本読んで、少しメモしているだけな結果、また読み直すといったことも同様です。
知識になっていない結果、同じことを繰り返してしまう。これは知識を活用できているとは言えません。
この問題の主な原因としては、知識にする習慣、意識が足りないところにあります。
知識になっているつもり
意識した結果、得た情報を自分なりに理解し、まとめる習慣が身に付いたのですがそれでもまだ問題がありました。
まとめていても、すぐに理解・解決できる状態ではない、つまり知識になっておらず引き出し、活用できる状態でないという問題です。
まとめた内容をすぐに理解できないのでは、次回参照したときにもう一度理解するところからやり直す必要があり、同じことを繰り返しており、知識を活用できているとは言えません。
この原因としては、先程と同様に知識にする習慣、意識が足りないことに加えて、具体的な活用場面を想像しながらまとめることができていないことなどが挙げられます。
または、暗記が必要なものを記憶(理解)できていないことも考えられます。テストで覚えていたつもりなのに、書けなかったということは多くの方が経験あるのではないでしょうか?
まとめていても、見つからない、開けない
さて、意識を改善した結果、次回参照してもすぐに理解できるようにまとめられるようになりました。が、まだこれでも問題がありました。
まとめた知識を活用しようとしたけれども、どこにまとめたのかを忘れてしまいました。これでは、まとめておらず再び情報を探しているのとか変わりがありません。
または、まとめた場所はわかっているけれど、すぐに取り出せる状態にないことも考えられます。パソコンのあのフォルダにあるのはわかっているが、今パソコンを開ける状況にないといったことなどです。
これらの原因としては、まとめる場所がバラバラであったり、参照する媒体(ノートやスマホ、パソコンなど)に制限がある点です。
知識を活用できるようにするために
ここまで、知識を活用できていな場面について考えてきました。これらを改善し、知識を活用できるようにするために必要なことをまとめてみると、
・知識にする習慣をつける
・具体的にどういった場面で使うだろうか?と考えてそれにあったまとめ方をする
・一元管理することで、探すのをやめる
以下は情報が知識となるまで、知識の活用場面について考えまとめて見たものです。参考までに。
知識にする
活用場面
まとめると
知識を活用できてない場面として、
・そもそも知識にできていない
・知識になっているつもり
・まとめていても、見つからない、開けない
があり、解決策として
・知識にする習慣をつける
・具体的にどういった場面で使うだろうか?と考えてそれにあったまとめ方をする
・一元管理することで、探すのをやめる
といったことが考えられました。
皆さんは知識を活用できていますでしょうか?
最後に
知識を活用できているかどうか?について焦点を当てて考えた結果、問題点とその解決策(仮説)が見えてきました。
「習慣づけ、意識付け」や「知識の獲得、まとめること(活用場面にあったまとめ方など)」、「知識を素早く引き出す」ことなど解決策について具体的な方法を探し、考えていく必要があると感じています。
また、知識を活用するとはどういうことか?でわかった知識活用に関する課題の、「場面にあった知識の形」や「如何に素早く知識を取り出せるか」といった部分にもつながる部分があったことは課題の確認になり収穫でした。
知識の活用に関して考えるべき点はまだまだあるとは思います。知識にすることともにより良くする方法を考えて、今作っているツールを知識を活用できて当たり前のようなツールにしていきたいです。