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知識を活用するタイミングはいつか?
蓄えた知識も活用しなければ意味がないと考えたときに、知識を活用するってどんなタイミングで、どのようにすることを言うのだろうか?といった疑問が出てきました。
・知識をどんなタイミングで活用するか?
・知識をどのようにして活用するか?
今回はこれらの内、知識を活用するタイミングについてまとめていきたいと思います。
思いついた活用場面
まずは普段の生活やこれまでの経験から、
自分の思いつく知識の活用方法を洗い出してみました。
課題解決
真っ先に思いついたのが課題解決をする場面でした。試験の問題を解くことや与えられた仕事をこなすこと、生活の中で発生する様々な問題を解決するなど日々行っている活動にあります。
・試験、テストで問題を解く
・仕事をこなす
・生活の中で
選択・判断
選択・判断するときも知識を活用しています。何かものを買う時や入ってきた情報について評価・判断する時などには、既に持っている知識を用いているはずです。
・ものを買う
・情報を判断する
発信
このnoteもそうですが、発信する場面でも知識が活用されることがあります。最近はブログや動画、SNSなど様々な媒体で自分の持っている知識を発信している人がいます。
・ブログで発信
・動画で発信
・SNSで発信
調べて出てくること
検索能力がものを言う時代ということで、
知識の活用方法について調べてみました。
が、教育に関することが多く、
そのほとんが、「知識を活用できる力を身につけるには?」といった教育方針に関するものばかりで、知識活用の場面については深く言及されていませんでした。
仕事と関係付けて調べると、ナレッジワーカー(知識労働者)がでてきて、こちらでは自分が思い浮かべた課題解決といった場面での活用が示されていました。
いろいろと調べる中で出てきた中でも、まとまっていると感じたのが、
マルツァーノの「教育目標の新分類学」で示されている3つのシステムの内、認知プロセスにおける知識の活用でした。
マルツァーノの知識活用
マルツァーノが示した、認知プロセスにおける知識の活用は、「意思決定」「問題解決」「実験的調査」「調査研究」の4つの活用方法で構成されています。
それぞれについて簡単にまとめると、
・意思決定 複数の選択肢を判断・選択する
・問題解決 目標達成への過程で生じる問題、障害の解決
・実験的調査 既にある知識から仮説・実験・分析
・調査研究 「過去・現在・未来に関する仮説の設定と検証」のプロセス
上2つは自分が思い浮かべていたものと非常に似ていますが、
下2つは少し特殊なケースのようでした。
参考文献:
higher-thinking-using-knowledge.pdf
Intel Education: 効果的なプロジェクトの設計: 思考スキルの構造
まとめると
自分が思い浮かべたもの、調べて結果を合わせてまとめると
大きく分けて次のようになると考えました。
・選択、判断、意思決定
・問題、課題解決
・発信
・実験、研究
最後に
知識を活用するタイミングについて考えてみました。結果としては自分がイメージしていたのとほとんど同じような結果となりました。
今回は知識の活用について調べていく中で、教育に関する分野が多くでてきたので、今後調べる分野が広がったように思います。
今後の開発に向けて、このことを参考にしながら、求められる機能について考えていきます。