夕ごはん作る私を、泣きながら手伝う妻【11日目から1カ月目まで】[R]
2022年10月スタートの産後パパ育休。
子の出生後8週間以内に4週間まで取得可能。
1カ月の育休を考えてるパパ~
たぶん、こんな感じになっちゃうかもです。
(1)出産から10日目まで
(2)11日目から1カ月目まで【<--この記事】
(3)1カ月目から3カ月目まで
(4)3カ月目から5カ月目まで
(5)5カ月目から6カ月目まで
(6)6カ月目から7カ月目まで
(7)7カ月目から8カ月目まで
家族4人 新たな生活スタート
妻は帝王切開で次男を出産しました。
入院生活を終えた妻と次男は、私の育休11日目に退院しました。
家族4人での新たな生活がスタートしました。
でも、想定していたように、家事育児を進めることはできませんでした。
私たち夫婦の想定では、夕ごはん作りを私が担当するとしていました。
ところが、妻の関わりなしに、私だけで夕ごはん作りを進める時間をうまく確保できませんでした。
当時は、妻がメニューを決めていたのにです。
1日の大まかな流れ
私の大まかな1日の動きは、
◇06:30 長男に添い寝 長男の身支度しながら遊び 朝食準備
◇07:30 までに朝食を長男と私で食べ始める 妻も合流
◇08:00 1回目の洗濯干し 長男にごはんを食べさせる
◇08:30 長男の歯磨き 保育園準備 朝食片づけ 自分の身支度
◇08:45 保育園送り ギリギリで滑り込み
◇09:30 2回目の洗濯干し
◇10:00 職場の書類 3回目の洗濯干し 宅配便の解包などのチョイ家事
◇11:00 昼食 夫婦それぞれ
◇12:00 買い物
◇13:30 次男の沐浴 準備して入れて片付ける
◇14:30 洗濯物 取り込んで畳んで片付ける
◇15:00 夕食準備開始 風呂準備 妻が入浴
◇15:30 保育園お迎え 庭で長男と戯れる
◇16:30 家の中で長男と戯れ 長男とお風呂 風呂掃除
◇17:30 長男の着替え スキンケア
◇17:45 夕食準備再開 見かねた妻が夕食の準備を手伝い始める
◇19:00 夕食 三人で食べる
◇20:15 夕食片づけ 長男と妻でピアノ練習
◇20:30 長男の歯磨きと着替え
◇21:00 前には長男の寝かしつけ
夕ごはんが19時頃だったので、長男を寝かしつけるのはギリギリ21時前になっていました。
年少さんの長男が寝るには遅すぎる時間です。
私に通院などの別の予定が入っていると、この流れが大きくずれて、さらに苦戦しました。
保育園がお休みの日には、ここに長男と遊ぶ時間が入ってくるので、もっと大変なことになります。
結局、妻は、18時ごろから夕食の準備をしている私を手伝うことに。
帝王切開だった妻は、退院したからといって快復しているわけではありません。
痛み止めを飲みながらの生活ですし、出血も続いています。
かなりつらい思いをしながら、夕食の準備をしていたのです。
妻の大炎上
結果、妻はそのつらさを抱えきれず、大炎上しました。
大炎上した妻が私に伝えたかったことは「退院から1カ月も経たないのに妻自身が家事にこれほど関わらないといけないと思わなかった」ということです。
妻の想定している生活と現実の生活にギャップがあり、うまくいっていないと感じていたということだったのだと思います。
妻が「うまくいっていない」と感じていることがすでにストレスです。
妻自身は、ストレスフルになっていることに気づいていなかったかもしれません。
大炎上の翌日、冷静さを取り戻した妻は言っていました。
私と二人でいれば、「次男はどうして泣いているんだろうね」と相談しながら育児ができると。
これが、男性育休の強みのひとつです。
口に出せる相手がいつでも近くにいます。
もし、私が育休を取っていなければ、妻も、産後うつになっていたのかもしれません。
もし、私の育休が1カ月程度だったならば、妻の大炎上はなかったかもしれません。
でも、それは、妻が強いストレスを抱え、私が職場に復帰するまで我慢したというだけのことになり、別の形で現れることになっただろうと思います。
ようやく育休スタートな感じ
私たち夫婦は、妻の大炎上を機に、家事育児の流れを見直すことにしました。
ここから、ようやく育休スタートのような感じでした。
育休1カ月までは、目の前で起きることに、その都度対応していただけでした。
目まぐるしい毎日の中では、出産前に想定していた生活の仕方について、きちんと話し合う時間も確保できませんでした。
実は、この1カ月、私は、次男と沐浴以外ではほとんど接していません。
抱っこした回数も数えられるぐらいでした。
反対に、妻は、長男とほとんど接していません。
長男は出産を終えた妻にようやく甘えられると思っていただろうに、長男もかなりのストレスを感じていたはずです。
ごめんね。
私は、この時、すでに「ママがベビーといつも一緒に過ごせるように」の呪縛に囚われていました。
でも、まだ、この呪縛を認識できていませんでした。