転職の面接で気づいた心の中の変化
前回の記事では、私が育休を取得した理由をお伝えしました。
男性育休「ワタシノコト」シリーズでは、私の育休取得の経緯などをお伝えしていきたいと思います。
長男の誕生前に転職した私
私は、長男の生まれた年の4月に転職をしました。
3月末に前の職場を退職し、翌日の4月1日から今の職場で勤め始めました。
転職といっても、同業種です。
業務の内容は大きな違いはありません。
大きな企業ならば、転勤とか異動ととらえても差し支えないものかもしれません。
なぜ、転職したのか。
転職を決意した理由や経緯については、様々な要因があるので、ここではお伝えし切れません。
長男が誕生するから転職を決意したわけではありません。
もし、長男誕生前の妊娠で流産しなければ、転職前に第一子を授かっていたかもしれません。
もし、不妊治療が上手くいかなければ、今もなお、子どもに恵まれていなかったかもしれません。
私の転職と長男の誕生は、偶然重なったものです。
ただし、この偶然は、私の働き方に対する考え方の変化には必然だったのかもしれません。
働き方に対する考え方の変化の始まり
転職するにあたり、面接を受けました。
その面接での試問。
「あなたがこれまで勤めてきた職場とは異なり、ここでは、土日は原則休日となります。これまで土日も仕事に割いてきた時間を何に使いたいですか?」
転職することで、勤務の仕方が変化し、自分の生活の仕方が大きく変化するであろうことは想像していました。
でも、生活の変化について、面接で聞かれるとの想定はしてはいませんでした。
この試問に対し、私はその場で考え、思いついたことをそのまま答えることになりました。
「第一子が誕生する予定ですので、土日は家族を大切にし、家事や育児に時間を割きたいと思います」
これが、私の回答でした。
面接でのこの試問により、私の働き方に対する考え方が心の中で変化し始めていることに気づかされました。