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甲府『フジワラショップ』イベントレポート
2024年4月18日(木)~5月18日(土)までの一ヶ月間、VEJことVISUAL AND ECHO JAPAN様が運営するカルチャーショップ&スペース「文化沼」にて、藤原印刷のお客様の商品をご紹介&販売する『フジワラショップ』を開催しました。
ご来場いただきました皆さま、ありがとうございました!
私たちの大切なお客様の、大切な商品の数々をお手に取って頂けたことを心より嬉しく思います。
今回はそんな『フジワラショップ』がどんなイベントだったのか?をレポートしていきます。
■はじめに・・・
『フジワラショップ』開催までの経緯はこちらからご覧ください!
今回、フジワラショップの会場となった「文化沼」は山梨県・甲府駅から15分程歩いた場所にあるパレスビルというレトロなビルの二階にあります。
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メインビジュアルやチラシなどの販促物のデザインは若岡伸也さん(トンボロデザイン)によるもの。
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DM、チラシ、包装紙・・・どれもが''印刷屋がやってる日用雑貨店''のある、絶妙な雑多味を演出してくださりました!
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プレゼントに!という事で、
作っていただきました。フジワラショップ包装紙!
■出店してくださった皆さま
(※敬称略)
・木村石鹸
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・堀田カーペット
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・shiiki (やまとわ)
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・鎚起銅器 大橋保隆
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・そればな
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工場で残った紙と、そればなさんのお店で残ったお菓子の物物交換も行っています!
・草譯(KINO)
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隠れ家のような空間に、ぎゅっとステキなものだけ詰め込みました!
という雰囲気の、遊び心ある空間を作り上げて下さったVEJの皆さまには感謝ばかりです。
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ブラウン管の演出がニクイ!
そして5月11日(土)には、木村石鹸・木村社長と、堀田カーペット・堀田社長をゲストに「愛されるブランドのつくりかた」トークイベントが行われました。
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藤原(兄)はにぎやかし役として登壇しました。
当日、会場は超がつくほどの満員御礼!
長野県内や松本市だけでなく、東京や関西方面からもお越しいただきました。
愛されるブランドとしておなじみの二社。
それまで当たり前とされてきた商習慣を疑い、考え、挑み続けて来られた木村さん・堀田さんそれぞれの紆余曲折を伺いました。
''自分たちがいいと思ったもの''を作り続ける為に美意識を高く持ち、新たな道を開いてこられたお二人の歴史こそが、多くの人を惹きつける魅力の要因なのだと改めて実感できる時間となりました。
トークイベント後には文化沼名物の酒場タイム「スナック沼」が開かれ、会場内はお祭りの賑わい冷めやらずでした。
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野村さんイチオシのジンで草譯・陽を割ってもらいました!
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皆さまお疲れ様でした!
■おわりに・・・
『フジワラショップ』を終えて、振り返りながら思う一番の収穫は、
先の記事で兄が綴っている「印刷屋はその商売の特性ゆえ、誇張すると、地球上のあらゆる方と繋がるチャンスのある仕事」という言葉を体験として再
認識できた事です。
昨年2023年4月に藤原印刷 本社工場で開催した「第二回 心刷祭」から一年が経ちました。
心刷祭は、本が生まれた印刷工場で、出来上がった本がハブとなり、作り手と読み手・買い手を繋ぐ場所を作りたいと考え企画したお祭りでした。当日は夢のような、私たちにとっても、日頃の仕事へのご褒美のような嬉しい光景をたくさん見る事が出来、いまだに思い返すほどです。
それから、この一年間でBOOK MARKET 2023や、クリスマスマーケットinコピス吉祥寺への参加、自社イベント・クラフトプレスSTAND in 写場、松本アートセンターにて''拝啓、松本さま''を開催しました。
東京各所で、軽井沢で、松本で。印刷物を軸に、お客様同士・はたまた今回のように私たちへと、ご縁がぐるぐると回るような、不思議でいて、しかし確かな手ごたえのある一年間でした。
本であったり、リーフレット、ポスター、ショップカードであったりと、
今回フジワラショップに参加してくださったお客様と、お任せいただいた印刷物の関係は様々です。
しかし『フジワショップ』の会場で、展示している本を手にした感想を言い合ったり、ショップカードを手に好きな場所や事柄、新しいお店の情報を交換し合う光景を目の当たりにし、印刷物はひとつのコミュニケーションツールとして、人と人の関係や、生活を豊かにする一つの術(すべ)になり得るのではないかと感じたのでした。
ご来場いただいた皆さまが、手に取ったものを気に入って暮らしが豊かになったり、また誰かに伝える喜びを感じて下さっていたならば、とても嬉しく思います。
今回は行けなかった、、という皆さまとも、またお会いできるように準備を重ねて参ります!
VEJの皆さま、お越しただいたみなさま、最高のものづくりを印刷でお手伝いさせていただきましたお客さま方。
この度は本当にありがとうございました!また会う日まで!★
(文:田村)