同期の主将と一緒にチームを盛り上げたい　DL＃9宮川泰介

5月4日のパールボウルトーナメントでは、クリエイターズオフェンスを１タッチダウン、１フィールドゴールに抑えたフロンティアーズディフェンス。試合後にDL＃９宮川に話を聞きました。「個人的には今日のパフォーマンスは60点くらい。今年5年目ですが、怪我なく無事に初戦を終えることができたのは、2回目くらいなので、そこは良かった点。チーム全体では反省点が多かったですが、まずは勝利できたのは良かったと思います」

5年目を迎えた今季はリーダーとして日本一を目指します。「今までは自分のプレーに集中して、どうすれば活躍できるのか、勝利できるかと考えていました。でも5年目を迎えて、そろそろ僕ら世代がチームを引っ張らなければと、ちょうど同期のOL＃64大久保がキャプテンに立候補したので、一緒になってチームを盛り上げたいというのが率直な思いです」

この４年間で感じたフロンティアーズらしさを後輩に伝えていきたいと話します。「チームに入る前は、僕が入らなくてもフロンティアーズは強いので、どうせ勝つんだろうと思っていました。だったら、他のチームで日本一を目指すのもいいかなって。ただ、いろいろな人の話を聞くとそうじゃない、『勝つのは簡単じゃない』と。それでも、チームにはすごいメンバーが揃っていたので半信半疑でしたが、今はその言葉の意味がわかってきました。個々がひたむきにフットボールに向き合うこと、僕が見てきたこと、感じたことを伝えていきたいです」

最後に今季の個人的な目標を聞きました。「ALL-Xに選ばれるようなプレーがしたいですね。またユニットしてはQBサックが少ないので、そこは意識したいですね。皆、自分の役割をしっかりとやっていますが、その上で仕留め切る、ゲームの流れを変えるプレーをしていきたい。自分自身のプレーも含めて、成果を上げていきたいです」

同期の主将と共にリーダーシップを発揮し、チームを日本一に導くために、一発でゲームの雰囲気を変えるQBサックにも期待です。