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今季3つ目のインターセプトでチームに勢いをつけた DB#29林奎佑

雨の中、自分たちのプレーをして勝利を上げたクォーターファイナル。そのシルバースター戦を待ち望んでいた一人がDB#29林奎佑です。シルバースターのレシーバーには8つ歳上の兄・林雄太さんがおり、「楽しみにしていた」という兄弟対決が実現しました。
「やっぱり特別な意識はありましたね。自分が小学生の頃に兄がアメフトをはじめて今がありますから。ゲームでは抜かれないようにって思っていましたが、1本抜かれてしまって『今のは抜かれているな』って兄にぼそっといわれました」。雄太さんと1対1となった時にボールは飛んできませんでしたが、互いに特別な時間を過ごしたようでした。

Xリーグの舞台で対戦する兄弟対決は特別なものだったという#29林。来季も兄との対戦を望んでいる

ルーキーながらスターターとして出場しているDB#29林。ゲームでは1Qにパスインターセプトをするなど、しっかりと結果を残しています。
「注目された試合で序盤にインターセプトができたのは、自分にとってもチームにとっても良かったですね。相手の投げミスもあったと思いますが、雨の中でしっかりと取れたこと、久しぶりのインターセプトは気持ち良かったです」と、開幕戦以来となる今季3つ目のインターセプトでチームに勢いをつけました。

次はいよいよセミファイナル。相手はリーグ戦で一度対戦しているエレコム神戸ファイニーズです。
「リーグ戦の時は今シーズン初めての対決だったこともあり、様子を見ているような印象がありました。ですが、次の対戦では違ったチームになっていると思います。特にオフェンスでは、いろいろ仕掛けてくることが考えられます。何がきても、今までやってきたことを出すだけ。新人らしくアグレッシブにプレーしたいです」。1対1の球際の強さ、ランプレーでの積極的なタックルなど、セミファイナルもDB#29林のプレーに注目です。