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「絶対にランを出す(ゲインする)」と力を入れ直し OL#64大久保壮哉
どちらが勝つか、最後まで分からなかった12月10日のセミファイナル。オービックシーガルズに先制を許したものの、1Qで同点に追いつき、そして逆転。後半に入ると、シーガルズに追いつかれたものの、タッチダウンで再びリードしますが、最終Qにタッチダウンを奪われて試合終盤に振り出しに戻ります。
そして決勝点となったのが、4Q残り6分39秒からのオフェンスシリーズでした。前半は抑えられていたランプレー中心に攻め込むと、タッチダウンとなったプレーもインサイドを突破してのランプレーでした。そんなシリーズをOL#64大久保壮哉は、こう振り返ります。
「オフェンスライン5人で“絶対にランを出す(ゲインする)”。練習からずっといってきたことですが、シリーズに入る前に『ここが勝負、僕らが負けたらチームが負けると、もう一度力を入れ直して、みんなでやろう』と気合を入れました。タッチダウンを奪えたことはもちろん、じりじりとゲインを繰り返すことでしっかりと時間を使えたのも勝利への貢献につながりました」。このシリーズではランで合計44ヤードをゲイン、4分22秒を使ったことでその後の展開が有利になりました。
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今季はインサイドのOLとして、ランニングバックにインサイドを走らせるために力強いブロックをすることをテーマにしています。
「今日はやられた部分があるけれど、去年よりレベルアップできたと思う。ゲインできても、スコアできなくても、どんな展開になっても目の前の1プレーに集中できたのも良かった点。ライスボウルに向け、しっかりスカウティングして、1対1でブレイクできるようにトレーニング、睡眠、食事、今までやってきたことを積み重ねていきたいです。さらにレベルアップして正月を迎えたいと思っています」。
力と力のぶつかり合いを制し、インサイドのランプレーを出すことができるか。次戦もフロンティアーズのオフェンスラインに注目してください!
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