勝利に直結するプレーがしたい #47山岸明生
6月16日のパールボウルでは、試合時間残り1分30秒を切ってから、しかもシーガルズは残りタイムアウト1つという状況から守りきれず、オーバータイムへ突入。その流れを止めることができませんでした。試合後にLB#47山岸に話を聞きました。
「1対1、個々の力の差で負けた神戸ボウルの結果を受け、また春シーズンの集大成として勝利を目指しましたが、競り負けてしまったゲーム。勝ちきれなかったのは、今のフロンティアーズの実力だと痛感しています。粘って良いプレーも飛び出しましたが、オーバータイムになってしまうのが、今のチームの実力。どのプレーが勝負に直結するかは、試合が終わってみないとわかりません。ですから、どの1プレーも重要。その重みが選手の中で差があるように感じ、課題だと思っています」
今年はリーダーとして主将の#64大久保をバックアップしています。「ラインバッカーはディフェンスのリーダー。リーダーシップを発揮して、ディフェンス、そしてチームをまとめ、チームを勝たせる選手になりたい。苦しい時も、プレッシャーがかかる場面でも自分の力を発揮し、勝利に直結するプレーがしたいです。あいつのタックルなら止まると信頼され、プレー終了時にはボールキャリアーのところにいつもいるのが理想。どれだけ仕留められるか、特にタックルにはこだわってやっていきたいです」
春シーズンは連敗で終えましたが、すでに秋季リーグ戦の日程も発表され、気持ちは前を向いています。「今日の負けを受け止め、気持ちを切り替えていきたい。僕らの目標は日本一。今日は失敗ではなく、今日のゲームから何を学んで、何をするかが大事」と、このオフもできることを積み重ねていきたいと話します。
「去年は怪我もあったので、不完全燃焼。今年はシーズンを通して元気な状態でいることも目標です」。
8月31日から始まる秋季リーグ戦を楽しみに待ちましょう。