次こそブレイク! OL#60山下公平
オープニングシリーズからタッチダウンを奪い、試合の主導権を握り35対7で勝利した10月27日のチャレンジャーズ戦。オフェンスは、ランプレーで3つ、パスプレーでもタッチダウンを決めています。オフェンスラインの#60山下に試合を振り返ってもらいました。
「相手ディフェンスが、いろいろな動きをしてくることを想定していました。オープニングシリーズは、相手も様子見というか、想定よりも動いてこなかったので、良い形でオフェンスを展開できたと思います。アジャストするのが大変なシリーズもありましたが、全員がアサイメントを遂行し、コミュニケーションも取りながらプレーできたのが、勝利につながったと思います」。
2Qにはフロンティアーズでは珍しいスペシャルプレーも繰り出しました。「用意していたプレーでタッチダウンまで持って行けたと思っていましたが、相手のディフェンスがナイスプレーでした。次こそはブレイクできるように、プレーの精度を高めていきたいです」。
9年目を迎えた山下は、若い選手が多いオフェンスラインの中では大ベテラン。センターというポジション的にもラインのまとめ役です。「僕より上の世代の選手が抜けて、今年は頑張らないと、互いに高めあわないといけないと感じています。ただ、僕よりもサイズがある選手が多く、悩まず、思い切り当たれば負けることはない。1対1で勝ち切ること、ユニットして頭も使って相手を圧倒したいです」。
次節のビッグブルー戦が終われば、いよいよライスボウルトーナメントに突入します。「しびれるトーナメントの時期がやってきたという感じがしますが、試合が始まれば意識はしていません。1戦1戦、緊張感持って、目の前の1プレーに集中するだけ。これまでやってきたことが正しかったということを証明できるように、勝利を目指して挑みたいです」。
試合を重ねるごとに強さを増しているのが、今のオフェンスラインです。勝負どころのランプレーは、特に注目して見てください!