スターター獲りへ DB#22阿部裕介
オフェンスとディフェンスで2つずつ、スペシャルチームでもタッチダウンを奪った5月25日のパールボウル準決勝。ディフェンスバックとしてスターターに名を連ねたDB#22阿部裕介に試合を振り返ってもらいました。「チームは良い形で勝利しましたが、個人的にはもっとできた部分があったと思っています。パスカットしたシーンも、あれはインターセプトしないといけないプレー。タックルも自分のところで止めきれていないプレーがあり、もっと基本に忠実に、貪欲にプレーしたいです」。
2年目を迎えたコーナーバック。今季からは昨季まで同じポジションで活躍していたアルリワン・アディヤミがコーチとなりました。「基礎的な部分だったり、考え方だったり、すごく細かな指導で手厚いサポートをしてくれる。伸び伸びとプレーもできていますが、まだまだできること、やらなきゃいけないことがある」と多くを学んでいる様子。アディヤミが抜け1つポジションが空いたことには、「チームとしても課題となっている。自分がもっとやらないと、チャンスでもあり、プレッシャーでもあるけれど、チャンスとしてとらえられるように頑張りたい」と、スターターの座を目指して奮闘中です。
一方でこの1年で気持ちの部分では成長が感じられたと話します。「昨年は、学生から社会人となり新しい環境となったことで、上手くいかない時、仕事との両立で気持ちが乗らない時もありましたが、1年経験したことで、いまは落ち着きました。あとは自分の努力次第です」。
次戦はパナソニックインパルスとの神戸ボウル、そしてパールボウル決勝ではシーガルズが待っています。昨年の神戸ボウルでは3つのパスカットを記録しており、「自分の中では良いパフォーマンスが出せた試合。それをイメージしながらプレーしたい。パールボウルも、ここまで来たら優勝あるのみ。どちらの試合もディフェンスがキーになると思います。秋に向けて良い形で春シーズンを終えるためにも連勝したいですね」。
注目の試合でどんなプレーが見られるか、楽しみです。