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無心でボールを追うのみ LB#35竹内修平
8日のotonari福岡SUNS戦で完封勝利を飾ったフロンティアーズ。最初から最後まで、集中力を切らさず、0点に抑えたのは「誰が出ても同じパフォーマンスをする」、チームが掲げる目標を体現する試合となりました。6つのインターセプトを奪っていますが、ライン戦でプレッシャーを掛け続けた一人、LB#35竹内に話を聞きました。「点差とか、時間とか、気にすることなく、自分が出た1プレーを全力でやりきる。今、練習してきたものをとにかく出し切る、それは出せたのかと思います。ただ、QBサックやタックルなど目立ったプレーができていないので、今後の課題としたいですね」。
これまでラインバッカーとして、ディフェンスの2列目からボールを追いかけてきましたが、今季は1列目にセットすることが多くなっています。「外からラッシュするポジションで、パスならとにかく早いスタートを切ってQBサック、ランなら力強いプレーでタックルしにいくのが役割。体のサイズ的にはOLに負けてしまうので、スピードと勢いで勝負したいです」。
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ポジションが変わっても、自分らしいプレーをすることに変わりはありません。「最後までボールを追って走るのが自分らしいプレー。たとえパスを投げられてもボールキャリアを追い続けること。それをやっている時は、気持ちが乗ってくるし、いいプレーができているんです。出場機会が減っているからこそ、最後まで走って、出し切ることを、より大事にしていきたいです」。
OL#72小林、WR#81中村と同期の34歳。フロンティアーズの優勝をすべて知る13年目のベテランです。「同期も先輩も辞めていくので、しんどい部分もありますね。以前は、(鈴木)將一郎さんなど、一緒にやっていて楽しいというお手本が近くにいたので、気持ち的にも楽な部分がありました。いまは僕らが最年長。若手の力のある選手がいる中で、いかに自分を出せるか。いろいろ考えましたが、今は細かいことを気にせず、とにかく無心でボールを追いかけること、それが一番だと思っています。その中で、サックやタックルなど、会場を沸かせるプレーができれば。竹内って良い選手だなって、思ってもらえるような表現をしたいです」。次戦も気迫あふれるラッシュに注目しましょう。
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