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グローバル協業を拡大!富士通とAWSが最新技術で取り組むビジネス革新:AWS re:Invent 2024 レポート

こんにちは!富士通広報note編集部です。

2024年12月2日から6日にかけて、富士通の重要なグローバルパートナーである米Amazon Web Services(アマゾン・ウェブ・サービス 以下、AWS)の最大の年次グローバルカンファレンス「AWS re:Invent 2024」がアメリカ・ラスベガスで開催されました。
本カンファレンスでは、世界各国からAWSのユーザーやパートナーが一堂に会し、AWSやパートナーによる多くの新サービスや新機能が発表されるほか、約3,500名の講演者による1,900ものセッションが開催されました。
富士通もこのイベントに参加し、トークセッションやブースでの展示を通じてAWSとの様々な取り組みをアピールしました。

今回の記事では、その現地の様子を少しだけご紹介します!

盛況な会場の様子

富士通は、2024年11月29日にAWSと3年間のグローバル戦略的協業契約 (SCA)を締結し、これまでのモビリティ、金融、小売分野における協業を全業種へと拡大しました(2024年12月2日発表プレスリリース)。これにより、当社の幅広い業種におけるシステム開発のノウハウとAWSのクラウドサービスを組み合わせ、お客様のデジタルトランスフォーメーション(DX)の加速とビジネス変革を支援しています。

今回のイベントでは、その戦略的協業契約において重要な柱のひとつでもある、企業の基幹システムなどのIT資産(レガシーシステム)を最新の製品や設計構造に置き換えるモダナイゼーションの取り組みについて、当社の技術者によるトークセッションで説明しています。

当社の技術者によるトークセッション

トークセッションでは、生成AIなどの最新技術を活用することで、単にレガシーシステムを新たな環境へ移すだけでなく、お客様の経営改革や業務変革を支援するシステムを構築する当社のモダナイゼーション戦略を紹介。それにより、お客様のDX、サステナビリティトランスフォーメーション(SX)およびグリーントランスフォーメーション(GX)の「3X」実現に貢献する取り組みを推進しています。
富士通は、お客様企業のレガシーシステムのモダナイゼーション加速に向けてAWSとのグローバルパートナーシップを締結しており(2024年3月18日発表プレスリリース)、当社の長年にわたる基幹システム構築の知見と、メインフレームのシステム移行で20年以上の実績を持つAWSのクラウドサービス「AWS Blu Age」などを組み合わせ、お客様のイノベーション実現を迅速かつ安全に支援しています。

富士通のブースでは、社会課題を起点とした当社の事業モデル「Fujitsu Uvance(ユーバンス)」のオファリングに関するデモンストレーションや、モダナイゼーションの取り組みを複数展示しました。

富士通が出展したブースの様子

中でも特に注目を集めていたのは、データとAIを活用する富士通のオペレーションプラットフォーム「Fujitsu Data Intelligence Premium」と、AWSの生成AIサービス「Amazon Bedrock」を組み合わせた、工場の生産プロセス効率化や稼働率向上の取り組みに関する展示です。

製造工程で異常やトラブルが発生した際、現場の作業員の個々の経験や知識に頼って事後に対応することが多いことが課題となっています。そこでこちらの取り組みでは、工場の生産ラインのデータを分析することで、発生しそうなリスクをシステムが前もって教えてくれたり過去の事例を元に対応策を提案してくれたりすることで、現場での迅速な意思決定と異常やトラブルへの事前対応を実現し、業務効率化や生産性の向上を支援しています。

リスク予兆のデモ画面
モニタリングしているデータを元に約10分後の異常発生を知らせてくれます

富士通は今後も、AWSとの協業を通じて、レガシーシステムのモダナイゼーションやクラウド移行、様々な業種・業務で価値を創出する「Fujitsu Uvance」のオファリングにより、グローバルのお客様のデジタルトランスフォーメーションに貢献します!

◆関連情報

イベントでは、AWSのMatt Garman CEOより、協業を行っているパートナーの1社として、富士通を紹介いただきました!(45:20あたり)

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