人の顔が見えるという価値
今日は「相手の顔が見えると、こんな良いことがあるんだなぁ」と思うことがあったので、そんなお話をしようと思います。
突然ですが、10月に転職しました。東京・御茶ノ水にある、WEBコンサルの企業です。この会社には、毎日9時45分から始まる『朝会』という制度があります。ここだけの話ですが、私はさいしょ、小学校を思い出しました。「起立!礼!着席!」ってやるのかなと思いました。
実際の『朝会』はもちろん違いまして、はじめに「クレド」という社訓のようなものを全員で1フレーズ唱和して、その後グループに分かれてクレドに関するエピソードを1分くらいずつシェアする、という会でした。
現在はコロナの影響で、ほとんどのメンバーがリモートワークをしているため、『朝会』もZOOMでのリモート参加が基本です。私はこの『朝会』で、初めて30人を超えるZOOMに参加しました。
私個人の話をしますと、10月にこの企業に入社するまでも、フリーで受けている仕事のクライアントと電話で話したり、友人とそれぞれ絵を描きながら音声のみの作業通話をしてたので、「人と話せなくて寂しい」とは思っていませんでした。
でも、「顔が見える、たくさんの人と顔を突き合わせて話せる」というのは、存外良いものでした。
だれかの笑顔を見ると、なんとなくそれだけで嬉しくなるし、いっしょに仕事をするメンバーが元気そうにしてると安心します。これは、声だけの電話で満足していた自分は、知らなかった価値だなぁなんて思います。
特別な用事がなくてもいい、緊急の連絡でなくてもいい。ただ顔を合わせて、お互いの声を聴けることで生まれる、毎日の安心感。孤独感からの解放。気軽に連絡をとれるのだという意識。
そういった、無くても仕事はできるけれど、あると心地良くいられる空気感を、このプリンシプルという会社は大切にしているのだと思います。
コロナの影響で、入社してからメンバーと会う機会がほとんどないまま仕事をしている入社2ヵ月のひよっこは、その恩恵をたっぷりと味わっているところです。
2022.10.25. 転職に伴い、リファラル関連の記載を削除しました。
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