ノーコンの改善
よくノーコンなのでコントロールをよくしたいとかありますが、コントロールがいいといってもさまざまな種類があります。
・外角低めをずっと投げられる投手
・アバウトにストライクを取り続けられる投手
・あらゆる指示に対して忠実に投げられる投手
間違いなくコントロールがいいと言えるのは三つ目でしょうか。
ただ試合を成立させるだけならどれでもよいかと思います。
逆に言うと試合を成立できないのがコントロールの悪い投手と言えるでしょう。
四死球の多い投手も紐解いて行くと頭部死球やビーンボールの経験があり、そのフラッシュバックでいきなりストライクが入らなくなる傾向があります。
キャッチボールやブルペン、回始めなどは問題なくても、1球死球や頭部のあたりにボールがいだてしまうと一時的にイップスになる投手が多いです。
私もそうでしたが結局フォームが悪いのと練習不足です。
ならフォームがどのように悪いかと言うとリリースのタイミングで腕の遠心力に身体が負けてしまっていることが原因です。
遠心力に負けないようにフォームを作ります。
細かいコントロールに関しては練習しないと向上しませんが一時的なイップスに陥る投手はこの意識でフォーム改善することで解消されるかと思います。
いきなり制球を乱して右打者の頭部や左打者の足に死球を当ててしまうのは藤浪投手と同じように身長に対して腕が長くスリークォーターの投手に多く見られます。
恵まれた身体や腕の振り故に遠心力でフォームが変わるので置きにいったときには引っかかって思い切り投げた時に頭の方向に抜けてしまうのがわかると思います。
球速の出やすいスリークォーターで腕の長い投手は練習で監督やコーチにアピールできても試合で結果が出せず埋もれてしまうタイプが多いのではないでしょうか。
体幹がないと腕の遠心力に負けずに体勢を保てないので学生は体幹がないと難しいかと思います。
野球経験のある大人ならすぐフォーム改善できると思うので是非お試しください。