災害対応型SSとは

こんにちは!
本日の”四国のガソリンスタンド@藤田商店”のライターをさせていただく石川です。
石油部では毎月第一木曜に、石油に関する様々なテーマで投稿していきます!ぜひご覧ください!

さて
あっという間に2月も終わり、仲春のみぎり、寒さもだいぶ緩んでまいりました今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

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今回のテーマはズバリ ”災害対応型SS”についてです。

阪神淡路大震災や東日本大震災、熊本地震などの地震災害。
九州北部豪雨、西日本豪雨などの台風や豪雨による災害など、
災害大国・日本では、これまでに多くの災害により甚大な被害を受けてきました。

”いつ発生するかわからない”自然災害から身を守る為、被害を最小限に食い止めるためには常日頃の【モノ】と【知識】の備え”が必要となります。

今回の記事ではその備えの中の【知識】の一つ、災害対応型SSについて詳しく記載していきます。

知っていればいざという時、役にたつかもしれません。
それではいきましょう!!

●災害対応型SSとは??
内閣府の防災情報ページによると
”「災害対応型給油所」は、発電設備や給水設備を備え、万一、大規模地震発生時等にライフラインがストップした場合でも、給油や水の供給が可能な災害に強い給油所“と、されています。
全国のSSの中から、公募などにより国に選定され、地域に偏りのない様、全国に配置されています。
皆さんが住んでいる地域にも必ずどこかにあるはずなんです!

●普通のSSとどこが違うの??
SSでは燃料は基本的に電力で地下タンクから汲み上げます。
よって、停電した状態では給油ができないのです。
そこで、災害対応型SSでは停電や生活用水などのライフラインが停止した状態でも
「緊急用発電機」  「太陽電池発電設備」  「内燃機関発電設備」を配備することで、万一、計量機が作動しなくなっても安定して燃料を給油することができるガソリンスタンドということです。

・飲料水備蓄設備
SSによってタンク容量は様々ですが、近隣地域の人たちの生活用水として数千リットル単位で水を保存しているところもあります。

●私の地域はどこにあるの??
いざという時 動き出せない、そんなことがないように。
下記のサイトからあなたの街の災害対応型SSが探せます。
2020年12月1日時点で、全国約30,000箇所のSSのうち、8,617箇所が住民拠点SSとなっています。お近くの災害対応型SSについては、「住民拠点SS等一覧」を参照してください。
住民拠点サービスステーションについて|資源エネルギー庁 (meti.go.jp)より
https://www.enecho.meti.go.jp/category/resources_and_fuel/distribution/juminkyotenss/

どうでしょう。
災害対応型SSについて少しは知識を深められたでしょうか。
是非皆さんもお手すきの際に、自宅付近の災害対応型給油所の場所を確認しておくといいかもしれませんね。

”災害対応型SS” が役立つ日がこないことを祈りながら。


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