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あけましておめでとうございます!

あけましておめでとうございます!
皆様には、幸多き新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。

旧年中は格別のお引き立てをいただき、誠にありがとうございました。
年も改まり、皆様にはこれまで以上にご満足いただけるようにとスタッフ一同気持ちを新たにしております。
今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

さてさて本日は!
昨年簡単にではありますが、 ”石油” についての記事を投稿しました。
石油とは?|四国のガソリンスタンド@藤田商店|
https://note.com/fujitashotenss/n/nddb6bddaa275
今回はもう少し詳しく、今度は身近な ”ガソリン” や ”灯油” について書いていこうと思います!

我が国日本ではほとんど採取できない原油、何からできていて、どこから来ているのか、紹介させていただきましたね。
その原油から、いったいどのようにして ”石油製品” が作られているのでしょうか。
見ていきましょう!

① 原油到着
海外から運ばれてきた原油は、石油備蓄基地(※1)に貯蔵したり、製油所に運ばれます。
原油の中にはガソリン、灯油などの成分のほか、色々なものが混じり合っています。そこで、原油の成分を選び分ける蒸留という工程が必要となります。
(※1)苫小牧東部国家石油備蓄基地

画像①

事故・災害・諸外国の情勢悪化など、石油の供給途絶の事態に備えるため、国が保有する石油(原油)備蓄を貯蔵するための施設。国家石油備蓄基地は全国に10箇所あり、そら全ての施設の備蓄量を合計すると、日本で使用される約111日分の量に相当するのだそうです。

➁製油所に移動
油所で原油が一番最初に入る装置 “常圧蒸留装置”(通称:トッパー)を使って、石油製品に精製されます。油の種類によって蒸気になる温度が違うという性質を利用して、原油を加熱してガス、ガソリン、灯油、軽油、重油等の成分に分けます。

画像➁

なんかこんなの、たま~に見たことありますよね。このような筒状の装置がトッパーです。近くだと愛媛県・今治(菊間)にありますね。興味のある方は是非ご覧になってはいかがでしょうか。

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製油所に運ばれてきた原油は、蒸留装置や分解装置をへて、ガソリン、灯油、軽油、重油などのさまざまな石油製品に生まれ変わります。高さが50メートルもある蒸留塔の中に、加熱炉で350度に熱した原油が吹き込まれ、沸点の差によって各種石油留分に分けられるのです。

原油からは、ほぼ一定の比率でしか石油製品ができません。
原油を精製すると、ガソリン・灯油・軽油・重油などの各石油製品が同時に生産される仕組みになっています。 これを“連産品”と呼び、石油の特徴の一つとなっています。ガソリンや灯油など特定の製品だけを増産することは大変困難なのです。

いかがでしたか。
今回はガソリンや灯油などの石油製品について簡単に紹介させていただきました。
今後も技術の発展により、石油も含めた世の中のエネルギーはどんどん変わっていくと思います。
どのような進化を遂げていくのでしょうか!
今から楽しみですね!
石油部ではTwitter【四国の油屋さん@藤田商店】でも毎週、石油に関するつぶやきを行っております!
気になる方は、ぜひご覧ください!

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