節電対策に大活躍！ ガスヒートポンプ（ＧＨＰ）のご紹介

事務所や店舗、工場や公共施設など、規模の大きな空調設備が必要な場所で使われるガスヒートポンプ(ＧＨＰ)。
慢性的な電力不足による節電の需要により、消費電力を大幅に抑えられるＧＨＰが注目されています。

■GHPのしくみ

GHPはガスを燃料とするガスエンジンで圧縮機をまわし、ヒートポンプ(冷蔵庫などにも使われる熱交換器)によって冷暖房を行うガスのエアコンです。
機械の作りも、室内機・室外機・それをつなぐ配管とエアコンと同じ構成になっています。

■どのくらい節電できる？
消費電力は電気の空調に比べて約１０分の１、節電タイプなら１００分の１まで節電できます。使う電気が少なくて済むので、電力基本料金を低く抑えられ、年間を通して電気料金を節約できます。
電力が不足する夏や冬でも、節電しつつ快適な空間を維持できます。

■停電や災害にも強い！
GHPはタイプにより発電機を内蔵している物があります。
停電や災害時にはガスを利用し発電、自立運転や外部への電源供給も可能。
いざという時に照明と暖房を確保できます。
災害に強い、自律分散型エネルギーであるガスを利用するＧＨＰならではの利点です。
学校や病院、避難所（学校体育館等）への導入も増えており、購入費と設置費用に国の補助金が出るケースもあります。

■電気式とガス式とどっちがパワフル？
ＧＨＰは電気式と比べ、ガスエンジンの排熱も有効利用します。
だから暖房の立ち上がりがスピーディ！
さらに霜取り運転がほぼ必要が無く、外気温が低い時も暖房能力は安定しています。

■ガスの将来性
世界的にＣＯ２排出の規制が加速しつつある現在。
ガスは石油に比べ、生産から消費までのＣＯ２排出量が低く、有害な物質もほとんど出ません。エネルギー効率が高く環境負荷の少ないガスを利用したＧＨＰは、今後もニーズを伸ばし続けるでしょう。

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