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ーフジタが実際体験した心霊現象ー

みなさん、幽霊を信じていますか。私は存在が科学的に証明されていないので保留ということにしています。

今回の記事では私が今までに経験した不思議な経験をまとめます。
大きく分けて2つありますのでお好きなものから読んでください。

目次
① 近所のお兄ちゃん
②決まって開くドア


① 近所のお兄ちゃん

2001年、僕は団地に住んでいました。近所にはたくさんの子どもが住んでおりその中でも特に遊んでくれたお兄ちゃんがいました。僕よりも5歳年上で小学校から帰ってくるといつも僕を公園に連れて行ってくれる心優しい世話好きのお兄ちゃんでした。ですがその人の弟は真逆。とてもいじめっ子で僕よりも3歳年上であることをいいことにいつも僕をいじめてきます。

その年の秋、隣町で木造家屋1棟が全焼する火災がありました。夕日差し込む黄昏時、そんなニュースがテレビで流れている中、僕はいつも通りトミカで遊んでいました。すると突然まだ生まれたばかりのあまり泣かない弟が今までに見たことないほど大泣きしたそうです。母親がびっくりしてあやしに行こうとするとぼくが
「あ、おにいちゃんだ」
と台所を指差し言ったそうです。不気味に思った母親が
「おにいちゃん?いないよ。いるわけないでしょ。」
そう言ったそうです。当然です。人の家の子どもが勝手に家の中に入るはずがありませんからね。僕が
「おにいちゃーん!」
と駆け出したところを母親は必死に手を掴み止めたそうです。そのとき
「おにいちゃん行かないで!!!」
と僕が何度も必死に叫んで泣き出したそうです。しばらくすると突然鳴らしたはずのないオルゴールが流れていつの間にか僕たちは落ち着いて泣き止み普通に遊び始めたそうです。

そのあとわかったことですがテレビで流れていた隣町の火災現場はお兄ちゃんのおばあちゃんの家で、家にいたおばあちゃんと弟は命かながら逃げましたが、お兄ちゃんは「大事なおもちゃを忘れてきた」と言って家に戻ってしまい、逃げられなくなったお兄ちゃんはトイレに身を潜めるもそこで焼死してしまったそうです。
それからというものいじめっこの弟さんが突然に優しくなり僕を遊んでくれるようになりました。

あのとき僕たちが見た「お兄ちゃん」は僕たちにお別れを言いに来たのでしょうか。僕を大切に思ってくれていたお兄ちゃん。最後僕たちに会いに来てくれたのかと思うと今でも涙が出そうです。でもそのときのことだけスッポリ記憶が抜け落ちているんですよね。



②決まって開くドア
僕が団地に住んでいた頃、僕の部屋は襖のような内開きドアで廊下と仕切られていました。
小学4年生の冬、僕は夜中隠れてこっそり布団の中でゲームをしていました。そんなある日の0時を回った頃、勝手に部屋の内開きのドアがスーッと開き足元に冷たい風が吹き込みました。しかしドアの向こうは真っ暗な廊下と玄関。気圧で開いたのかなと思いその時は閉めました。また次の日僕が真っ暗な部屋で布団に潜りゲームをしていると内開きのドアがスーッと開き足元に冷たい風が吹き込みました。それからというもの毎日同じ時間0:04に僕の部屋のドアが勝手に開くので不思議に思いドアの前に椅子やバッグでバリケードを置いてみることに。当然怖かったですがゲームで気を紛らわそうといつも通り布団に潜りゲームをしていました。すると0:04になった瞬間「ドン!」というドアを叩くものすごい音が聞こえて何度もドアを叩き引っ掻くような音がするので、怖くなって恐る恐るバリケードを撤去してみることに。すると音が「パタリ」と止み、そろりと開けてみると誰もいませんでした。それ以降この現象はありませんでしたがあまりに怖くそれ以降夜更かししてゲームをやるのをやめました。

もしかすると夜更かししてゲームをしている僕に対するお説教だったのかもしれません。因みのこの話は親にはしていません。ゲームやっていたのがバレるといけないですからね。しかしあれだけの音がしたのに家族は誰も咎めないというのも不思議な話です。

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