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無数の性格と個性

人間4兆7000億人に1人の確率で同じDNAを持つと言われている。しかし生まれた国や育った環境、見たもの、聴いたものが違えば全く違う人間になるのだろう。結局人間がどんなことを仕向けても同じ人間は生まれない。

今回はサンプルとしての自分を見つめようと思う。まずは個性の骨格になる性格を見てみよう。そのためにまず指標が必要だ。そこで用いるのがマイヤーズ・ブリッグス理論(マイヤーズ・ブリッグスタイプ指標)だ。これはこれは科学的根拠に基づくものではなく数値の定義があるものではないが、行動選択パターンから制作を分析し性格を16パターンに分類するというものである。一般企業の適性検査で用いられることも多く今日最も広く普及している性格指標と言っても過言ではない。

参照 https://www.16personalities.com/ja

このような結果になった。

あなたの性格タイプ: 討論者 ENTP-A
https://16personalities.com/ja/entp%E5%9E%8B%E3%81%AE%E6%80%A7%E6%A0%BC

私と同じ性格分類は全人口の3%しかいないようだ。討論型ということで討論が大好きな自分らしいものだなあと思いながら納得している。私のような性格はあまりに性格が捻くれているせいか誰かの下につくと上の人からは気に入られない。

Q. あなたは運がいいと思いますか。
A. 運の良し悪しの定義がありませんからお答えしかねます。強いて言えば恵まれた環境に育ち相対的に運が良いとは考えています。

Q. 人を好きになる条件を教えてください。
A.交友的好きと恋愛的好きとがありますので、前者は...

このような返答をしてしまうのだから当然忠誠心が感じられないのもわかる。現実これは日本社会では性格に欠陥があるとされるだろう。そのような生きづらさがあり就職しなければ奨学金を返せないという地獄もある。運の良し悪しなんて瞬間だけの事象ではわからない。好転悪化を良し悪しとするなら時間が経ってから好転が負に作用することもあるだろう。瞬間を切り取って運の良し悪しを語ることは合理的ではないと瞬時に考えたこの答えも型にはまらない返答だったのだろう。場が凍りついた。この時きづいたことは、普通じゃない答えをしちゃだめだったんだということだった。自分は個性的に生きてるつもりはなかったが周りから言われて初めて個性的であることにきづいた。結局幼稚園の頃から社会の歯車になる才能がないということが証明されるだけで終わってしまった。

結局無数に存在する性格の中から都合のいいものを選ぶと偏るってことよね。

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