#65 フロンから半導体へ
今日、冷凍機の高圧遮断装置をイジイジしてた。フレアナットの付け外しを何回もやったからか、締めても微量に漏れてくる。漏れているかは接続部に石鹸水を塗布し気泡の有無で判断を。漏れ量はごく僅かのため気泡の大きさは数の子の一粒一粒ほどである。それがネジ部からプクプク出てくるものだからうざったい。
格闘し始めてからしばらくして、気泡の小ささに感嘆。フロンは液体から気体に状態変化する際に体積が300倍になる。「1が300になるのかー」とその小ささを改めて考えていると半導体が頭の中に登場。今、目の前で見ている小さな気泡。僕からしたら十分小さいがそれでも目視は可能。気泡を構成する原子がそこには存在するするのだ。それに比べて半導体はどうか。あんなに小さなチップの中、チップを形成する原子の構成要素である電子を任意の回路として設計しているのだ。そりゃあ、iPhoneが(PC)が手のひらサイズで使えるわけだ。今このテキスト入力をするにしてもとてつもなく小さな電子が行き来し、フリックするごとにスイッチングが行われているのか。
こういった体験を通しテクノロジーの手触りを、生感覚を掴めていけたらと思う。
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