「マシニングでお習字」に作品が決まり、早速盛本くんがマシニングで習字の動作確認をしていると、行く人行く人機械の前で立ち止まり、機械の様子を見ていく。 そのうち、 「機械が墨をすってたら面白いんじゃない?」 「どうせなら硯とか道具一式削って作ったら?」 「作品にするなら最後に印が必要だね!」 など、社内の数人がアドバイスや意見を言い始め、更にくだらない方向へ話が盛り上がっていった。 結局、習字だけではなく、 「墨をするところからはじめ、印鑑を押しておわりにする」 この
くだらないものグランプリに何を出展するのかを決めるミーティングの中で本宮さんが言った言葉、 「人間がやったら簡単なことを機械を使ってやったら面白いんじゃない?」 でひらめいたのが、 「マシニングセンター(注1)に筆を持たせて習字をする」 というアイディアです。 (注1)マシニングセンター 「マシニング」、「MC」と略されることもある。工具を自動で交換できる装置が付いた工作機械。当社には6台のマシニングセンターがあり、材料サイズや加工形状によって使い分けている。 皆の反
2020年と言えば、世界で大きな変化が起こった年でした。 その変化は製造業も同じ。 年明けから新型コロナウィルスの感染状況が毎日ニュースで流れるようになり、4月には緊急事態宣言が発令され、展示会という展示会がほぼ全て中止、もしくは開催されても出展辞退する企業が半数以上。 展示会は町工場が自社の存在、技術を多くの会社に知ってもらうための貴重な手段。 当社も毎年参加しており、展示会でお会いする顔なじみの会社さんもできていたのですが、2020年は全く参加できませんでした(涙
皆さんこんにちは。 株式会社フジタのスタッフです。 今、この文章をワクワクしながら書いています。 というのも、とうとう夢のサイトが誕生するからです(笑)! 私が会社のウェブサイトにブログを書き始めて 早10年が経とうとしています。 製造業を生業にしていますが、正直、 「文章でもっと面白いことをしていきたい!」 と思っていました。 ここではウェブサイトのブログのようなお行儀のよい文章ではなく、 もっと社内のドタバタを! もっと本音で! もっと多くの社員で! 表現していけた