私がブログを始めたきっかけはJoi ITOだったので
この事件に驚いています。
MITメディアラボの所長として活躍していることを、こっそりと喜んでいたので、なんでこんなことになったのだろうと思っているわけですが。
伊藤穰一さんには、今から16年前に当時編集部員だったある科学広報誌で原稿を書いていただいた際にお目にかかっただけではあるのですが、そこで聞いたウェブログという言葉が、今や、ここまで流れてきた私のブログ書きの原点。
その時に、書いていただいた原稿の元が、こちら。
これを翻訳してくださったのは、当時、伊藤穰一さんの会社ネオテニーでMovable Typeの日本語化に苦闘しておられた平田大治さんでした。
お二人とも、それまで会ったことが無いタイプのキレものでした。もちろん二人は全く違うタイプなのですが、今になってのご活躍はもちろん当然のものだなと感じさせる、とにかく優秀な人たちで、何か違う世界を見ているような気がしたものでした。
そこで聞いたウェブログが現代の民主主義を新しくするかもしれないという発想と、ウェブログという誰もが発信者になることができる仕組みがあることに興奮したことを思い出します。
それから16年。私がブログを書き出してから12年。
思えば遠くに来たものです。
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