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顔色悪いと言われつつ、顔が見えない安倍総理は、夏休み中なの休んでないの?(追伸あり:検査入院した)

なんかわかんないんですよね。

顔の見えない安倍さんに怒る人々

「コロナ国会」は6月17日、150日間の会期を終えて閉幕した。安倍晋三首相が大好きなゴルフを楽しめるのはまだまだ先だし、河井克行・案里議員夫妻の逮捕でしばらくは頬かむりをするだろうが、国会での野党からのもろもろの追及を逃れられる解放感によって“心の夏休み”が始まった。

国会が閉幕して、実質的な活動が見えない中で、野党は、国会開催を叫び、東京医師会会長も怒ってます。

「良識のある国会議員の皆さん、コロナに夏休みはありません。一刻も早く国会を開いて国ができることを示して、国民を安心させてください。国がどう感染症に立ち向かうのか。そういう姿勢を見せてほしい」

特措法の改正などについて、やるべきことはあるだろうし、使途をきめていないお金をどこに振り向けるかとか、誰がきめているのだろうか。

新型コロナウイルス感染者数は、東京では連日300人とか400人という大台を優に超えていく。その感染が全国に飛び火し、あちこちで火の手が上がっている。その日本の中心の医療を預かる東京都医師会長として、尾崎の苛立ちは募るばかりだ。
「政府の動きが見えない。何もしてないに等しいんだよ」

こう言われている政府のトップは、確かに見えない。

国会開催と法案の有無問題

憲法違反と言われつつも臨時国会を開かない内閣ですが、法案がないからとかいうのは本当なんでしょうか。

野党は憲法53条にもとづいて臨時国会の召集を内閣に求め、7月31日、要求書を衆院に提出したが、与党側は「審議する法案がない」と言って取り合わない。「10月以降に召集する方向で調整」(朝日新聞デジタル)という報道もあるが、なぜそうなるのか、さっぱりわからない。

この話も、与党ではなく、内閣が回答すべき話だと思います。審議する法案がないというのも、法案がないなら作ればいいことで、一気に審議すればできると、経験者(片山善博早大教授(元自治官僚、元鳥取県知事)は語っています。

「私はかつて霞が関で法律の改正を何回もやってきましたけども、この種の法律改正はあっという間にできます。やりたくないときに、時間かかる、法制局がどうしたこうしたと言うんです。そんなことウソです。信じちゃいけません」

国会が法案の審議をする場ではなく、強行採決も含めて通すこと優先の場になったから、国会議員は国会で仕事をせず、委員会ばかりが開かれているんじゃないでしょうか。その委員会も開いてないのはなぜなんでしょう。

与野党を問わず、議事とは関係のない新聞のスクラップや書類を持ち込んで読んでいる国会議員はとても多い。衆議院ではパソコンやタブレットの持ち込みが許されているため、委員会の審議中にユーチューブの映像を見たり、メールやSNS(交流サイト)への投稿をしたりする事例も存在するようだ。議員が、形式上は委員会に出席しながら、読書をしたり、スマホを見たりしているのは、国会の実質的「学級崩壊」を意味する。

国会を開いても、こんなことでは意味がない気もしますが、それもこれも、国会できちんとした審議をやってないからでしょう。

その辺の考え方として、安倍総理は、国会の形骸化を進めたいようにしか見えないんですよね。内閣主導で、人事権を握った官僚を好きなように使い、数の論理を押し通し、党も国会も軽視してきたのが安倍内閣ではなかったでしょうか。

国会に意味なんてない。大臣が官僚を使って、内閣官房の言うとおりに動けばいい。そういう安倍内閣の姿勢が、垣間見えます。

安倍総理の疲労は何が原因か

ところが、そんな安倍さんが疲労困憊だとか。

コロナ禍で安倍首相の連続執務日数は147日に達した。「働いて当たり前」と思う者もいるだろうが、若く見える安倍首相も9月には66歳、心身ともに疲れないはずはない。この数ヵ月間、夜の会合も自粛してきたため、「家庭内野党」とも称される昭恵夫人と顔を突き合わせる時間がめっぽう増え、そこでも気苦労が多かったと想像される。

この公務の連続日数の話は6月のことです。

そのあとは、結構休んでいるように思えますが、姿を見せないだけで、会談や会合や会食など、三つの会は進めているご様子。

6月に入り、安倍首相は麻生太郎副総理兼財務相と2回にわたって2人だけの会談を持った。19日には菅義偉官房長官と自民党の甘利明税調会長を加えた4人で会食した。さしずめ夏休みの“過ごし方”を話し合ったのだろうが、その中に内閣改造と役員人事、そして衆院解散の話題が含まれていたことは衆目の一致するところである。
首相の1日の行動を記録した読売新聞の「安倍首相の一日」によると、最後のジム訪問は正月休み中の今年1月3日だった。

こんな記事になるくらい、精力的な毎日を過ごしていれば、疲れますよね。

首相は趣味のゴルフにも1月4日以来、行っていない。

気晴らしもできず、イライラは募るばかりのようです。

お盆シーズンが本格化する中、安倍晋三首相の夏休みが中ぶらりんの状態になっている。地元の山口県入りを検討していたが、新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、東京都の小池百合子知事が旅行や帰省の自粛を都民に呼び掛けたことで立ち消えになった。こうした状況で東京を離れれば批判を招きかねないとの懸念もあるようだ。

河口湖の別荘に行ってゴルフをするのが、安倍総理の夏の過ごし方だと思っていましたが、今年はいけないようです。そのせいかどうか、河口湖周辺でゴルフをした友人の話では例年より空いていたそうです。

安倍総理は休んでいるのかいないのか

自民党の甘利明税制調査会長は16日のフジテレビ番組で、新型コロナウイルス対応のため、連続勤務となっている安倍晋三首相の疲労蓄積を心配した。「ちょっと休んでもらいたい。責任感が強く、自分が休むことは罪だとの意識まで持っている」と述べた。甘利氏は首相側近。12日に1時間近く2人で会談している。

安倍総理の体を心配しているのは、私もです。

本当に大丈夫なのでしょうか。いろいろな点で。

尾木ママも心配するレベル。

尾木氏は続けて「それにしても一つ気になることがあります」と切り出し、「総理の顔色の悪さですー表情にもツヤや張りがなく、なんだか病人のように見えてドキッとしました」と指摘。

国会を開催しなくても、当然、やるべきこと、決めるべきことはたくさんあるわけで、コロナ対策だけではなく、その他にも公務は多忙を極めます。

北朝鮮も不穏だし、韓国の土下座像とか、中国の南シナ海から東シナ海での動きとか、中国とアメリカの間の一挙手一投足とか、心配の種は多い。

ただ、こうした公人にとって「休む」ってどういうことなんでしょう。

例えば、天皇陛下は休んでいることなどあるんでしょうか? 

御用邸に行ったりしますけど、基本的には24時間365日、民の平穏と世界の平和を願って、数々の儀式に勤しんでいらっしゃるはずです。

総理大臣の仕事が辛いならば、山口に帰って隠居すればいいんです。公務を勤められない体の異変があるならば、それは国家のリスクです。リスク対応も内閣の仕事ではないでしょうか。

国会審議を安倍総理にお願いしたい

甘利さんの心配は、決して安倍総理のためになる発言とは思えません。

安倍総理は、休むわけにいかないと思っているのであれば、国会を開いたらどうかという気もします。

でも、きっと、野党が不祥事を叩くばかりで、法案審議にならないという懸念があるのでしょう。

確かに、それでは意味がないけど、今の野党はそれしかできない気もしますので、そんな野党の皆さんには、代案として、いっそ、国会で何をするかをはっきりさせることを約束させたらどうでしょう。

コロナ対策しかやらないとか、法案審議しかしないとか。

不倫疑惑の俳優が映画のことしか話さない記者会見みたいな感じで。

 コロナ禍による経済へのダメージが深刻さを増す中、自民内からも「早期召集論」が出始めた。4日の党総務会で、川崎二郎・元国対委員長は「野党に言われてでなく、こっちから国会を開いて3次補正予算をまとめるべきだ」と主張。3日の党コロナ対策本部でも、休業要請に法的拘束力を持たせるための法整備に向け「国会を早期に開いてほしい」との声が出席議員から出たという。

国会議員も「何もしないで楽」というわけではなく、地元に帰れば、きっと有権者から怒られているに違いないわけです。何を休んでいるんだとか。

ここで、何かしてるフリでも見せないと、次の選挙に当選できないかもしれない。だから、選挙に自信のない若手ほど国会開催を要請しているんでしょうね。

自民党の安倍総裁としては、自民党の勢力を維持する必要があるわけで、その観点から国会開催に踏み切らないと末端が持たないと思いますよ。

内閣の安倍総理としては、開催したくないのかもしれませんが。

いずれにしても、お体ご自愛ください。

追伸:この記事を出したすぐ後に、こんなことになって驚いています。

安倍晋三首相は17日午前、検査のため慶応大学病院(東京都新宿区)に入った。首相周辺は、「夏期休暇を利用して休み明けの体調管理に万全を期すため、日帰り検診を受けている」と説明している。

人間ドッグの追加検査というのが、なんとも怪しさを感じますが、お大事に。


サポートの意味や意図がまだわかってない感じがありますが、サポートしていただくと、きっと、また次を頑張るだろうと思います。