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「マスクをもらった台湾へワクチンを返す」を四文字熟語にしたいくらい

 日本から台湾へワクチンの供与ができて本当に良かったと思っています。

6月4日午後、台湾・台北市郊外にある桃園国際空港に日本から贈られた新型コロナウイルスワクチンが到着した。台湾へのワクチン輸入をめぐっては、これまで中国による執拗な「妨害」に遭い、確保の見通しが遠のいていたこともあり、人々はもろ手を挙げて大歓迎、ネット上はもとより町中に日本に感謝する文字があふれた。

中国と台湾の関係がよくない中で、ワクチン外交を繰り広げる中国が、自国製のワクチンを提供すると言ったのを、台湾が断るなど、関係が悪化していく中で、台湾のワクチン確保に対して、中国が横槍を入れていたことが報じられてました。

この中で蔡総統は新型コロナウイルスのワクチンの調達について「イギリスのアストラゼネカ、アメリカのモデルナ、ドイツのビオンテックと積極的に交渉し、アストラゼネカとモデルナからは購入できた。ビオンテックとは契約成立に近づいたが中国の妨害によって今も契約できていない」と明言しました。

そこに日本からの提供があったわけですから、急激な感染拡大で焦る蔡英文総統としては渡りに船だったでしょうね。

でも日本からのワクチン供与から、ちょうど一年前には、台湾から日本へマスクや防護服が送られていたことも忘れてはいけません。

 台湾政府は4月にマスク200万枚を日本に寄贈したばかりで、自民党関係者は今回の台湾からの防護服提供について「困っているときは助け合うという日台の信頼関係の深さを表している」と感謝の言葉を述べた。

「困っている時に助け合う日台」を今後も継続して欲しいものです。

ただ、私も気になっていたのは、このワクチンがアストラゼネカ製だったことなのです。

「アストラゼネカ製のワクチンには副反応についての深刻な症例報告があります。当然、こちらの日本人社会からは、まるで“毒見役”だという声が上がりました」

この記事がかなりシニカルなのは、メディアの特徴でもあるでしょうけど。

台湾ではすでにアストラゼネカ製のワクチンを確保していたから良いのではないかとも思いますが、どこかで日本で使っていないワクチンだからという印象は拭えません。

「蔡政権は水際作戦に血道をあげる一方、ワクチン確保にはまったく無為無策で、アストラゼネカ製ワクチンを約20万人分備蓄しただけでした。それも、パンデミックの発生後に医療従事者に接種したことで、ほとんど備蓄がない状態に。蔡政権はかつてない危機的な状況だったわけです」(前出・台湾在住記者)

いずれにしても、政権にとっていうよりも、台湾国民にとって良い結果になって欲しいと思います。

台湾のワクチン接種率は、人口比で2~3%ほどしかない窮状を呈している。日本が提供したのは英製薬大手アストラゼネカ(AZ)製ワクチン約124万回分だが、この分量はこれまでに台湾で接種された量(約88万回分)を上回る。これに加えて6日には、米国から台湾向けにワクチン75万回分の提供が決定した。

せっかく喜んでくださっているんですしね。

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(台北中央社)日本から無償提供された新型コロナウイルスワクチンへの謝意を伝える広告が13日付の産経新聞に掲載された。2枚にわたる全面広告で、1枚には「ありがとう日本!」、もう1枚には「感謝」などと大きく記された。

そして、ワクチンだけではなく、その接種方法というような仕組みの輸出というのも大事ではないかと思うのです。日本ならではのきめ細かい対応とか、スピードアップできた接種などは共有されていくことが望まれます。

(台中、嘉義、高雄中央社)高齢者向けの新型コロナウイルスワクチンの集団接種で、台湾の複数の県市は、医師が巡回して接種を行う「宇美方式」を採用する。接種の速度を加速させるとともに、クラスター発生のリスクを減らす。
「宇美方式」とは、福岡県宇美町が実施している集団接種の方式。会場内に設置した座席に被接種者を座らせ、その間を医師やスタッフが移動してワクチンを打っていく。被接種者の会場内での移動が減るために高齢者への負担が少なく、接種完了までの時間短縮も期待できる。

良いことは分かち合う方がいいと思うんですよ。

日本国内でも、積極的に成功している方法を分かち合っていくといいと思います。自治体によって差ができるのは、あまりよろしくないですからね。

大規模な増員、会場の拡大がなければ接種は進まないのだろうという思い込みがぐらつきだした。医療リソースが豊富とはとても言えない小金井市で、何が起こっているのだろうか。医療機関の力を使うのは東京都練馬区の発案(接種スケジュールはこちら)だが、いち早く具現化しスタートダッシュを決めた小金井市に、もし「小金井メソッド」とでも呼べるものがあるのだとすればぜひ知りたい。

例えば、こういう取り組みとかね。

とにかく、困った時にはお互い様なので、台湾とはこういうやりとりを続けていける関係をキープしていただきたいと日本政府に願います。国交回復とか国際的な地位の確保に積極的に動くとか、そういう具体的なことも中国の顔色ばかり伺わず、自民党の親中派の顔色ばかり伺わず、進めていただきたいものです。

宣言は、中国が軍事的圧力を強める台湾に初めて言及し、「台湾海峡の平和と安定の重要性を強調し、両岸問題の平和的解決を促す」と明記。東・南シナ海への強引な進出にも「深刻な懸念」を示した。東京五輪・パラリンピック開催への「支持」を表明した。

アメリカに乗っかるだけではない、独自の台湾支援をお願いします。

サポートの意味や意図がまだわかってない感じがありますが、サポートしていただくと、きっと、また次を頑張るだろうと思います。